
現在、とあるヨガスタジオで正社員として働いています。いずれは退職をして、個人事業主としてやろうと考えています。
でも、本当にその選択肢が正しいのか自信がありません。そもそも、個人事業主と会社員って、何が違うの? できれば分かりやすく教えて欲しいな…
本日は、こんなお悩みにお答えします。
本記事で分かる内容は以下のとおり。
- 個人事業主についての基本について分かる
- 個人事業主として独立するメリット・デメリットが理解できる
- 個人事業主が利用できる福利厚生を知ることができる
✔本記事を書いた人
ucozi(@ucozi_ikeda)
この記事を書いている私は、ヨガスクールで宣伝部長として働いています。
仕事を通じて得た情報をもとに、信頼性の高い記事をお届けしています。
今の収入をもっと増やしたいとお考えなら、個人事業主として独立することも視野に入れるべきです。
なぜなら、会社員として働くと多くの人は大きく稼ぐことができないので。
その点、個人事業主になると4つのメリットがあります。
本記事を参考に今からしっかりと正しい情報収集をして、しかるべきタイミングに備えてください。
そもそも、個人事業主ってナニ?
個人事業主とは、「個人で事業を行っている人」のこと。
具体的には税務署に「開業届」を提出し、事業の開始を申請した人のことです。
個人事業主なので「個人」、つまり1人で事業を行わないといけないのかというと、そんなこともありません。
従業員を雇っていたとしても、法人を設立しなければ個人事業主でオーケーです。
開業届の提出方法については、別の記事で詳しく解説しています。
個人事業主と会社員の違いは?
個人事業主と会社員の違いについて述べるなら、キーワードはずばり「自由」と「安定」です。
個人事業主の特徴について、メリットとデメリットに分けて解説します。
個人事業主のメリット4つ
個人事業主のメリットは、主に以下の4つです。
- 好きな時間に働ける
- がんばり次第で収入が増える
- 年齢制限がない
- 好きな場所で働ける
順番に解説します。
【メリット①】好きな時間に働ける
個人事業主は働く時間を自由に決められます。
早起きが苦手なら無理して午前中に働かなければいいし、夜は家族との時間に充てたいなら早めに仕事を切り上げればいい。
自分の都合で休むこともできますし、どのように働くかはすべて自分で決められます。
サラリーマンだったら、こうはいきませんよね。
【メリット②】がんばり次第で収入が増える
会社員のヨガインストラクターは、残念ながら大きく稼ぐことはできません。
なぜなら、会社は利益をいざいという時のための貯蓄に回すからです。
そのため、業績がよくてもそれが必ずしも社員に還元されるわけではないのです。
その点、個人事業主は、がんばればがんばった分、自分に返ってきます。
会社員ヨガインストラクターの収入事情については、以下の記事でも詳しく解説しています。
関連記事
- 【真実】なぜ大半のヨガインストラクターが稼げないのか?【給料が安い"3つ"の理由】
【メリット③】年齢制限がない
個人事業主には定年がありません。
何歳になっても働くことができます。
仕事を受注し続けることさえできれば、いつまでもヨガインストラクターとして活動できるのも、個人事業主の魅力です。

と思うかもしれませんが、ヨガインストラクターは他の仕事よりも長く続けやすい仕事です。
なぜなら、ヨガ人口はまだまだ増加傾向だから。
日本全国の15歳~69歳男女1,000人を対象に行った、「この春、新たに始めたい習い事」に関するアンケートによると、あらゆる年代のうち50~60代の方が最も「今後ヨガを含めたフィットネス・運動全般を始めたい」と思っているという結果がでました。
年齢が高いほど「運動を始めたい」と思っている人多いという特徴があります。
ヨガを受講する生徒さんの年齢が高いなら、当然、ヨガを指導するインストラクターも同年代が好まれます。
【メリット④】好きな場所で働ける
個人事業主は働く場所も自由です。
会社員だと、もし転勤が決まれば指定された場所にお引越しればなりません。
でも、個人事業主なら都会を離れて地方の自然に囲まれた環境へ移住したい、といったことも可能です。
個人事業主のデメリット
次に、個人事業主のデメリットについて見ていきましょう。
個人事業主のデメリットは、主に以下の3つです。
- 収入が不安定
- 社会保険などの負担が大きい
- 確定申告がめんどくさい
順番に解説していきます。
【デメリット①】収入が不安定
個人事業主の場合、収入が不安定です。
仕事がないと収入がまったく入らない、という危険性を常に含んでいます。
収入が不安定であることは、個人事業主にとって最もインパクトのあるデメリットだと言えます。
【デメリット②】社会保険などの負担が大きい
個人事業主は自分で国民健康保険や国民年金保険などの社会保険に加入しなければいけません。
会社員の場合だと社会保険料の半分は会社が負担してくれますので、個人事業主は自分で負担する必要があります。
こうした出費は地味にしんどいですね。
【デメリット③】確定申告がめんどくさい
会社員は会社が年末調整を行ってくれるますが、個人事業主だと自分で確定申告しなければなりません。
慣れてないとこれがとてもめんどくさい。
自分で1年分の経費、税金、売上などを計算する必要があります。
個人事業主は会社員よりもこの「確定申告」に人生の時間を削られます。
個人事業主のための福利厚生サービス
最後に、個人事業主でも利用できる福利厚生サービスを利用する方法について紹介します。
会社員でないと福利厚生サービスが利用できないと思っていたら、実はこんな手がありました。
それは、クラウドソーシングサービスを利用する方法です。
クラウドソーシングサービスとは、簡単に言うとお仕事のマッチングサービスのこと。
具体的には「クラウドワークス」や「ランサーズ」が提供している福利厚生サポートを利用すればいいのです。
どちらも3ヶ月連続で一定金額のお仕事が成立すると、無料で利用できます。
また、利用できる主なサービスは、以下のとおり。
- 各種サービスの優待や割引
- 弁護士や税務などの専門家による、法律や税金に関する無料セミナーへの受講
- 確定申告や法律問題の相談など
- スキルアップ教育の受講
ヨガインストラクターがクラウドソーシングを利用するなら、Webライターがおすすめ
クラウドソーシングといえば、Webデザインとか動画編集とかの案件が有名ですが、ヨガインストラクターがクラウドソーシングでお仕事案件を獲得するなら、Webライターがおすすめです。
Webライターであれば、ヨガの専門知識を活かして隙間時間で活動できるので、レッスンとレッスンの合間などを有効に使うことができます。
Webライターについては下記の記事で詳しく解説しています。
まとめ Q&A
いかがでしたでしょうか?
本日は個人事業主について詳しく解説してきました。
内容を改めてまとめると以下のとおり。
個人事業主のメリットは?
個人事業主のメリットは主に4つ。
ポイント
- 好きな時間に働ける
- がんばり次第で収入が増える
- 年齢制限がない
- 好きな場所で働ける
個人事業主と会社員の違いは、「自由」と「安定」です。
この点を軸に考えると分かりやすいでしょう。
個人事業主が利用できる福利厚生サービスは?
個人事業主が福利厚生サービスを利用するには「クラウドソーシング」を利用することです。
具体的には「クラウドワークス」か「ランサーズ」のどちらかで、3ヶ月間継続してお仕事を受注することで、3ヶ月の間は無料で利用することができます。
これから個人事業主として独立しようとしている方は、ぜひこの記事を参考にしていただければと思います。
本日はこのあたりで。
本記事が皆さまのヨガインストラクターとしての活動の支えになれば幸いです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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