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ヨガインストラクター必見!「業務委託契約書」のチェックポイントとは?

ヨガインストラクター必見!「業務委託契約書」のチェックポイントとは?

業務委託契約書って、何をチェックしたらいいの?

こんにちは、うこじです。

本維持では上記のお悩みにお答えします。

ヨガインストラクターとして活動していると、スタジオから業務委託契約書を提示されたときに、どこをチェックすればいいのか悩んでいませんか?

実は、業務委託契約書をしっかり確認していないと、後々トラブルになることが少なくありません。

なぜなら、契約内容が曖昧だったり、重要なポイントが見落とされていたりすると、報酬の未払い、契約期間の誤解、業務内容の変更など、さまざまな問題が発生する可能性があるからです。

ということで、本記事では以下のポイントについて解説します。

本記事の内容

  • 業務委託契約とは?
  • 押さえておきたい基本事項
  • インストラクター特有の注意点

本記事を読むことで、業務委託契約書の確認ポイントが明確になり、契約に関する不安を解消し、安心してヨガインストラクターとしての活動に集中することができますよ。

✔本記事を書いた人

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ucozi(@ucozi_ikeda

この記事を書いている私は、ヨガスクールで宣伝部長として働いています。

仕事を通じて得た情報をもとに、信頼性の高い記事をお届けしています。

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業務委託契約とは?

業務委託契約とは?

まずは基本のおさらいから。

業務委託契約とは、企業が自社の業務の一部または全てを外部の企業や個人に委託する際に締結する契約形態のこと。

この契約は、雇用契約とは異なり、委託者と受託者が対等な立場で業務を遂行する点が特徴です。

業務委託契約と雇用契約の違い

業務委託契約と雇用契約には大きな違いがあります。具体的には以下のとおり。

業務委託契約と雇用契約の違い

  • 指揮命令権の有無:雇用契約では、使用者(企業)が労働者に対して指揮命令権を持ち、業務内容や就業時間について具体的に指示できます。一方、業務委託契約では、委託者は受託者に対して指揮命令権を持たず、受託者は自らの裁量で業務を遂行します。
  • 報酬の対象:雇用契約では労働力に対して報酬が支払われますが、業務委託契約では成果物や業務の遂行に対して報酬が支払われます。
  • 法的保護:雇用契約には労働基準法などの労働法が適用され、労働者の権利が保護されますが、業務委託契約にはこれらの法律は適用されません。

業務委託はどこまで指示される?

業務委託は指示されないって、どういうこと?

先にも述べたとおり、業務委託契約では委託者に指揮命令権が認められていません。 企業とフリーランスはあくまで対等な立場であり、フリーランスは自身の裁量でいつどのように働くかを決められます。

とはいえ、なんでも間でも好き勝手やっていいというわけではありません。業務の独立性を保ちながら適切な指示を出すことは認められています。

許容される指示

  • レッスンの内容:特定のヨガスタイルやプログラムを提供するように依頼する。
  • スケジュール:特定の曜日や時間帯にレッスンを行うように依頼する。
  • 設備の使用方法:スタジオの設備や道具の使用方法についての情報提供。

避けるべき指示

  • 日常的な業務の進め方:レッスンの進行方法や具体的な指導方法についての細かい指示。
  • 契約外の業務:契約書に記載されていない受付業務や清掃業務などの指示。

業務委託契約においては、受託者の独立性を尊重しつつ、必要な範囲で適切な指示を出すことが大事です。

契約内容を明確にし、双方が納得できる形で業務を遂行することが求められます。

うこじ
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業務委託契約の種類は3種類

業務委託契約には、主に以下の3種類があります。

業務委託契約の種類

  • 請負契約:受託者が特定の成果物を完成させることを約束し、その成果物に対して報酬が支払われる契約です。
  • 委任契約:法律行為を行う業務に対して報酬が支払われる契約です。弁護士や税理士の業務がこれに該当します。
  • 準委任契約:法律行為以外の業務に対して報酬が支払われる契約です。コンサルティングやシステム保守などが該当します。

ヨガインストラクターが特定の成果物(例えば、特定のレッスンやプログラムの提供)を完成させることを約束する契約であるなら、請負契約として扱われることが多いです。

この辺りは企業によって判断が異なると思いますので、気になる方は専門家に相談してください。

うこじ
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業務委託契約書で押さえておきたい3つの基本事項

業務委託契約書で押さえておきたい基本事項

契約書を受け取った時にまず確認すべきは、業務内容、報酬、契約期間の3つです。

この基本事項が明確になっていないと、後々トラブルになる可能性があります。

それでは、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

業務内容を明確に

契約書には、ヨガインストラクターとしての具体的な業務内容が詳細に記載されているか確認します。

例えば、レッスンの種類(グループレッスン、プライベートレッスンなど)、レッスンの頻度、時間、場所などが明確に記載されていることが大事です。

具体例

  • 契約書には、「月曜日と水曜日の19:00から20:00までのヨガクラスを担当」といった具体的な時間や内容が含まれていること。
  • さらに、特別なイベントや追加クラスがある場合、その内容や頻度も記載されていること。

業務内容はしっかりチェックし、後から「こんなはずじゃなかった」となるのを防ぎましょう。

うこじ
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報酬と支払い方法を確認

報酬額やその算定方法、支払いタイミングと方法を確認します。

例えば、1レッスンごとの報酬額や月額報酬、支払いのタイミング(毎月末、レッスン終了後など)を確認しましょう。

また、業務に関連する経費(交通費、教材費など)が発生する場合、その負担者(委託者か受託者か)についても確認しましょう。

具体例

  • 支払額が具体的に記載されているか。例えば、「1時間あたり3000円」といった明確な金額。
  • 支払いのタイミングや方法が書かれているか。「月末に銀行振込」など。

報酬や支払い方法が明確でないと、実際に働いた後で「思っていた額と違う」「いつ支払われるのか分からない」という問題が発生します。

うこじ
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契約期間と更新の条件

契約の有効期間を確認し、必要に応じて自動更新条項を設けるかどうかを確認します。

契約期間が不明確だと、いつ契約が終了するのか、更新の手続きがどうなるのか分からず不安が生じます。

具体例

  • 契約開始日と終了日が明記されているか。「契約期間:2024年1月1日から2024年12月31日まで」のように具体的な期間が書かれていること。
  • 更新の条件や手続きが記載されているか。例えば、「自動更新」と書かれている場合、更新の具体的な方法や条件が含まれているか。

契約期間と更新条件についてもチェックしましょう。

うこじ
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法的なリスクを避けるために

法的なリスクを避けるために

これより業務委託契約書を締結する際の具体的なチェック方法について解説します。

契約書には、法的なリスクを避けるための重要な項目が含まれています。

収入印紙や源泉徴収、損害賠償などの条項を確認することで、後から予期せぬトラブルを防ぐことができます。

収入印紙と税金のチェック

収入印紙や税金の取り扱いについても確認しておきましょう。特に請負契約の場合は、収入印紙が必要になることがあります。

ただし、契約書を電子的に締結する場合は、収入印紙は不要です。電子契約は印紙税法の課税対象外となるため、印紙税を削減することができます。

具体例

  • 契約書に収入印紙が必要かを確認する。
  • 源泉徴収が必要な場合、具体的な取り扱いについて記載されているか確認する。

収入印紙と税金の取り扱いについてはしっかりと確認しましょう。

うこじ
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損害賠償と保証の確認

損害賠償や保証についての条項がないと、万が一のトラブル時にどのように対応するかが不明確になり、不安が生じます。

以下の点を確認しましょう。

具体例

  • 契約書に損害賠償の条項があるか。「インストラクターがスタジオの設備を損傷した場合、修理費用を負担する」といった具体的な記載。
  • インストラクターがケガをした場合の対応について記載があるか。具体的な賠償額やその算定方法なども確認できるとベターです。

万が一のトラブル時にも安心して対応できます。

うこじ
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知的財産と秘密保持

クラスの内容や教材、受講者の個人情報についても取り決めが必要です。これらが曖昧だと、トラブルの原因になります。

具体例

  • クラスの内容や教材の著作権が誰に帰属するか明記されているか。
  • 受講者の個人情報の取り扱いについて、具体的な記載があるか。

知的財産や個人情報が適切に保護され、安心して業務に集中できます。

うこじ
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インストラクター特有の注意点

インストラクター特有の注意点

インストラクターならではの注意点もあります。

研修やサポート、再委託の可否などについて確認し、トラブルを防ぎましょう。

研修や準備のサポート

スタジオが提供する研修やサポートについての詳細が記載されているか確認しましょう。

具体例:サービス内容の詳細

  • 新しいインストラクターへのトレーニングがあるか。
  • 定期的な研修やサポートが提供されるか。

研修やサポートの詳細を確認することで、自分のスキルアップやスタジオの期待に応える準備ができます。

うこじ
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再委託の可否

業務を他のインストラクターに任せることができるか、その条件を確認しましょう。

具体例:サービス内容の詳細

  • 急な用事や病気でクラスを担当できない場合の対応。
  • 代わりのインストラクターを選ぶ際の手続き。

再委託の条件を確認することで、急な用事や病気の場合にも安心して対応できる環境を作りましょう。

うこじ
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まとめ

本記事では、ヨガインストラクターが業務委託契約書を提示された際に確認すべきポイントについて解説しました。

内容を改めて整理すると、ポイントは以下の3つ。

本記事のまとめ

  • 業務内容の明確化:契約書には具体的な業務内容、レッスンの種類、スケジュール、場所などが詳細に記載されていることを確認する。
  • 報酬と支払い方法の確認:報酬額、支払いタイミング、方法、関連経費の負担者などを明確にする。
  • 法的リスクの管理:収入印紙の有無、源泉徴収の対象、損害賠償、知的財産権、秘密保持について確認する。

契約書を確認する際は、分からない点や不明確な箇所があれば遠慮せずスタジオ側に質問しましょう。

また、必要に応じて法律の専門家に相談することも検討してください。契約は双方が納得できる形で結ぶことが重要です。

契約に納得できたら、安心してヨガのレッスンに集中してくださいね。

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この記事を書いた人

ucozi(うこじ)

ヨガスクールの中の人。WEB集客のほか、ヨガ情報サイトの企画・立ち上げやWEBライター養成講座などのコース開発を行ってます。 本ブログは「ヨガインストラクターのためのブログの始め方」をメインテーマに、ヨガ関連情報を発信しています。

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