会社員からフリーランスのヨガインストラクターになるには、どんな準備をすればいいの?
こんにちは、うこじです。本日は上記のお悩みにお答えします。
フリーランスという働き方を目指す人が増えています。
でも、「転職経験はあるけど、フリーランスになるにはどうしたらいい?」と悩んでいる人も多いはず。
ということで、本記事では以下の内容について詳しく解説します。
退職を決める前にやっておいた方がいいこともあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
✔本記事を書いた人

ucozi(@ucozi_ikeda)
フリーランスとは?

まずは言葉の定義から。
フリーランスとは会社や団体に所属せず、個人で仕事を請け負う人のことです。
ヨガインストラクターの場合、多くがスタジオと業務委託契約を結び、レギュラーレッスンを請け負っていま
個人事業主との違いは?
「個人事業主」とどう違うの?
フリーランス=個人事業主と思っている人も多いですが、厳密には違います。
個人事業主は字の如く、税務署に事業主として申請をし、継続して事業を営んでいる個人を指します。なので、法人化している人は個人事業主とは言いません。
一方、フリーランスは個人で仕事を請け負っている人の総称。この中には個人事業主も法人登記した人も副業の人も全部含まれます。
ただ、使い方を間違ったからといって、特に大きな問題はありませんので安心してください。

フリーランスになったらやるべき法的手続き

ここからが大事。
会社員からフリーランスのヨガインストラクターに転身する場合、やっておくべき法的手続きがあります。
具体的には以下の4つ。
- 開業届の提出
- 国民年金への切り替え
- 国民健康保険への切り替え
- 青色申告申請書の提出
順番に解説します。
開業届出書の提出
開業届の正式名称は「個人事業の開廃業届出書」といい、フリーランスとして活動することを税務署に知らせる届出書です。
開業届には、主に以下の内容を記載します。
原則、事業を開始してから1か月以内に提出するルールとなってます。
でも、開業届を提出しなくても特に罰則はありません。

開業届を提出するメリットは?
罰則がないなら、なんで開業届を提出する必要があるの?
開業届を出すことで得られるメリットは以下のとおり。
青色申告については後程詳しく解説しますが、税金面で優遇されます。
小規模企業共済は、退職時や廃業時に給付金が支給される制度。退職金の代わりと思ってもらえばいいです。
また、開業届の控えは保育園や学童の手続き時に働いている証明書として必要となる場合があります。
開業届は、本気でフリーランスとして活動をするなら、出しておいたほうがベターです。

屋号について考えよう
フリーランスは法人とは異なり、原則として個人名で事業活動を行います。
ただ、お客さんに広く知ってもらう目的や、本名を出したくない場合には、「屋号」を付けることができます。
開業届に「屋号」を記載する欄がありますので、屋号を使用したい場合はこのタイミングで考えておきましょう。
もちろん、屋号の使用は必須ではないので、空欄でも問題ありません。
また、後から「屋号」を付けたり変更したりするには、確定申告書の「屋号」欄に新しい屋号名を記入するだけでOKなので、ひとまず空欄で提出しても大きな問題はありません。
国民年金への切り替え
フリーランスになったら厚生年金から国民年金に切り替える必要があります。
手続きは最寄りの市区町村役場の国民年金窓口で行います。
必要なものは以下の4つ。
退職後、14日以内に行うことが原則です。
国民健康保険への切り替え
日本では公的医療保険に加入する義務があるので、独立したら原則、国民健康保険に加入することになります。
こちらの手続きも退職後、14日以内に最寄りの市区町村役場で手続きを行います。窓口が同じなので、国民年金の手続きと一緒にやってしまいましょう。
必要なものは以下のとおり。
会社で入ってた保険を続けるという選択肢も
会社員から独立する場合、これまで会社で加入していた社会保険を最長2年間、任意継続することができます。
継続を検討すべき人は、扶養家族が多い人。この場合、保険料が安くなる可能性があります。
それ以外の人は、国民健康保険で問題ないかと思います。

青色申告申請書の提出
青色申告は、多くの税制上のメリットを享受できます。つまり、青色申告は、節税効果が高い=税金が安いので、できれば利用したいところ。特に65万円の特別控除は大きな利点です。
青色申告を選ぶことで、経費の計上や家族への給与支払いが可能となり、節税効果が期待できます。
ちなみに、青色申告を利用しない場合は白色申告となります。
青色申告と白色申告でどのくらい税金が違う?
青色申告で申告すると、どのくらい税金が安くなるの?
例えば、以下のケースで考えてみましょう。
例えば…
- 年収400万円
- 経費80万円
税額はこちら
税額は…
- 青色申告:739,668円
- 白色申告:908,278円
差額、つまり節税額は以下とおり。
節税効果は…
- 168,610円
青色申告の方がかなりお得ですね。気になる方は「参考」からシミュレーションしてみてください。
青色申告は正確な帳簿を付けることが求められますが、最近は会計ソフトが優秀なので割と何とかなります。
以上で必要な手続きの紹介は終わりですが、追加で準備しておいた方がいい事項について紹介します。

フリーランスになる前にやっておいた方がいいこと3選

会社員を辞める前に、やっておいた方がいいことがあります。それが以下の3つ。
- 貯金
- クレジットカードの作成
- ローンの契約
辞めてからじゃ手遅れです。それぞれ解説します。
① 貯金
貯金は大事。
フリーランスならある日突然、収入がゼロになっても生きていけるだけの備えは必要です。貯金なしで独立しようと思ってるなら、無謀すぎます。
いくら貯金しておけばいいの?
目安は300万と言われています。300万は1年間収入がゼロでも生きていける目安。この間に戦略の軌道修正や、最悪、再就職を探す猶予期間を確保できます。
とはいえ、収入ゼロのまま1年間を過ごすのも考えづらいですし、そもそも300万円が溜まるまで待ってたら、いつまでも独立できないですよね。
なので、
の猶予が確保できると考えておけばOKです。
貯金がないと精神が崩壊します。
貯金は心の安定剤です。
上記のヨガインストラクターなら、
となります。
心の余裕は貯金額に左右されます。貯金があった方が、フリーランス人生を謳歌できます。

② クレジットカードの作成
クレジットカードはフリーランスになる前に作りましょう。フリーになると審査が厳しくなります。
会社員は毎月給与が振り込まれるので、実は信用度がとても高いです。
反面、特にフリーランスなりたてだと継続して収入があることを証明しにくいので、マイナスの評価をされやすいです。
最近ではフリーランス専用のクレジットカードというのも出てきてますが、会社員の時に作った方が選べるカードの選択肢が多いので、独立前に作成してしまいましょう。
プライベートのカードとは分けた方がいい
クレジットカードならあるけど、新しく作る必要があるの?
プライベートと仕事用のクレジットカードは、分けておいた方が便利です。分けておくと、会計処理がラクなので。
1枚のクレジットカードしかないとプライベートの費用と経費が混在してしまうので、仕分けの作業が発生します。
確定申告をしないといけないフリーランスにとっては、こうした細かい作業はなるべく減らしておいた方がいいです。
最近の会計ソフトはクレジットカードの決済履歴を紐づける機能がついてるので、完全に分けておけば非常に簡単です。
③ ローンの契約
フリーランスはローンが組みにくいです。特に、住宅ローンは審査が厳しいので、購入の予定がある人は会社員の間に審査を終わらせてしまいましょう。
フリーランスがローンを組もうとした場合、以下をチェックされると言われています。
フリーの年数が長いほど評価は高くなりますが、新米フリーランスにはキャリアがないので、かなり厳しめです。
マイカーローンや引っ越しを考えている人も同様の理由で注意が必要です。

フリーランスになったら準備しておくと便利なもの

ここからは、フリーランスになってから用意しておくと便利なものをご紹介します。
具体的には以下の6つ。
- 仕事用の通帳の開設
- 会計ソフトの購入
- 請求書雛形の準備
- 名刺の作成
- メールアドレスの作成
- 賠償責任保険への加入
詳しく解説します。
① 仕事用の通帳の開設
クレジットカードと同様に、口座についてもプライベートと仕事用を分けましょう。
確定申告の際、プライベートの入出金と仕分ける手間が省けます。
あと、プライベートの口座と分けておくことで、会計ソフトによっては取引内容を同期できるものがあるので、かなりの作業時間を短縮できます。
② 会計ソフトの購入
帳簿付けや確定申告を一人でやるなら、会計ソフトは必須です。
経理スタッフや税理士に依頼できる金銭的余裕があれば別ですが、会計の勉強するよりもツールに頼った方が早いです。
おすすめは以下の3つ。
法人では「freee」が人気、フリーランスに人気なのは「弥生」です(※参考:クラウド会計ソフトの利用状況調査(2023年3月末))。
弥生の特徴は以下のとおり
③ 請求書雛形の準備
請求書は大事。請求書でミスると、信用度かなり低いです。
請求書のフォーマットや書き方はググればたくさん出てきますが、先に紹介した会計ソフトを導入すれば付属で利用できるのでおすすめです。
④ 名刺の作成
SNSの時代と言われていても、名刺はまだまだ必須ツールです。
名刺交換の際に、「名刺もってないです」と言われたら、「この人、本気じゃないのかな」と思われても仕方ありません。
自分で作れば1000円もかかりませんので、必要経費です。
名刺に記載すべき必須要素は以下の7つです。
住所を載せたくない場合
名刺には住所の記載が望ましいとされており、住所がない場合はクライアントから信用されにくい可能性があります。
とはいえ、住所を載せたくないという人も多いでしょう。そんなときの解決策は以下の2つ。
自宅の住所を載せた名刺と、住所を載せない名刺を使い分けるのも一案です。

自分で名刺をつくるなら
自分で名刺を作るなら、Canva がおすすめです。
「Canva」で作ったデザインは、ネット印刷の「ラクスル」で印刷できるので名刺100枚をワンコインで作成できます。
詳しくは以下の記事で解説しています。
⑤ メールアドレスの作成
できればメールアドレスも準備したいところ。「@docomo.me.jp」などのキャリアメールを仕事で使うのは問題外です。
Gmailなどのフリーアドレスでもいいですが、Gmailって勝手にスローモーションタブに振り分けられてることないですか?
大事なメールを見落としたくないので、できれば独自のメールアドレスがいいかなと思います。
それにはホームページを開設する必要があるので、「ドメインの登録」と「サーバーの契約」が必要となり、少しハードルは高くなります。
ホームページの立ち上げ方について知りたい方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
⑥ 賠償責任保険への加入
フリーランスは残念ながら誰も守ってくれません。なので、万が一の備えは必須です。
もし、ヨガレッスンの最中に事故が発生した場合、その損害賠償金を全額自己負担しなければなりません。
そんな時にあなたを守ってくれるのが賠償責任保険です。
ヨガインストラクター向けの保険については、以下の記事で詳しく解説しています。
無料の保険ならフリーナンス
収入もないのに高額な保険に入るのは躊躇するな…
そんな新米インストラクターににおすすめなのが「フリーナンス」というサービスです。
フリーナンス(FREENANCE)は東証グロース上場企業・freee株式会社が提供しているファクタリングサービスなんですが、会員になると無料の損害賠償保険「フリーナンスあんしん補償」が付帯されます。
迷ったら、ひとまずこのサービスに加入しておくだけで安心です。
フリーナンスについては以下の記事で解説しています。
まとめ
本記事では、会社員からフリーランスのヨガインストラクターになるための準備について解説しました。
内容を改めて整理すると、以下のポイントが重要です。
フリーランスとして成功するためには、計画的な準備と持続的な努力が欠かせません。
この記事を参考に、必要な手続きを済ませ、自信を持ってフリーランスの道を歩み始めましょう。
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