
ヨガインストラクターを目指しています。
ヨガインストラクターの働き方って、正社員から副業・フリーランスまでいろいろあるけど、それぞれどんな特徴があるのかな? 給料やそれぞれのメリット・デメリットも知りたいな…。
本日はこんなお悩みにお答えします。
本記事で分かることは以下のとおり。
- ヨガインストラクターの働き方が分かる
- 働き方ごとの仕事内容や給料が分かる
- それぞれのメリット・デメリットが分かる
✔本記事を書いた人
ucozi(@ucozi_ikeda)
この記事を書いている私は、ヨガスクールで宣伝部長として働いています。
仕事を通じて得た情報をもとに、信頼性の高い記事をお届けしています。
ヨガインストラクターの働き方は、正社員・副業・フリーランス・独立開業と、実にさまざまです。
きちんと情報を集めて検討しておかないと、「自分が望んでいたものと違う」「辞めたいな…」と現実に苦しんでしまうことも。
そこで本記事ではヨガインストラクターの働き方について解説します。
ヨガスクールで働く私が仕事を通じて得た情報なので、割と信用できると思います。
ヨガインストラクターを目指す人、既にヨガインストラクターとして活動しているけれど転職を考えている人に向けて、仕事内容や給料の違いを分かりやすく紹介しますので、ぜひご覧ください。
ヨガインストラクターの働き方は大きく5つ
ヨガインストラクターの働き方は、以下の5つのタイプに分類できます。
ヨガインストラクターの主な働き方
- 正社員
- フリーランス(業務委託)
- アルバイト
- 副業
- 独立・開業
それぞれの働き方について、深掘りしていきましょう。
【働き方①】正社員のヨガインストラクター
まず最初に紹介するのは「正社員ヨガインストラクター」です。
主にチェーン展開する大手ホットヨガスタジオなどで募集しているケースが多いです。
ヨガレッスン以外にも、仕事内容は多岐にわたります。
正社員ヨガインストラクターの主な業務
- ヨガレッスン
- 受付・接客・入会案内
- スタジオ清掃
- 集客や入会促進・物販の企画立案
- 物品販売
- 売上集計など店舗運営にかかわる業務
大手スタジオの場合、研修制度が充実しているのでヨガインストラクターとして未経験でも採用してくれるところがあります。
正社員ヨガインストラクターの給与と勤務時間
正社員ヨガインストラクターの一般的な給与は、月給で17~30万程度。
勤務時間は7:00~23:00の間で8時間のシフト制で週休2日制のところが多いです。
メリット・デメリット
正社員のメリットは主に3つ。
- 給料が安定してる
- 研修制度が充実している
- 経験値が少なくても採用されやすい
正社員ヨガインストラクターのメリットは、インストラクターとしての経験を積めることが大きいと思います。
一方、正社員のデメリットは主に3つ。
- ヨガレッスン以外の仕事がたくさんある
- 転勤の可能性がある
- 収入が大きく上げにくい
レッスンの他にも物品販売や集客など、多様な仕事内容が求められます。
また、正社員は売上予算の達成が求められますので、数字を追いかける仕事に負担を感じている人も多いです。
収入についても正社員のヨガインストラクターは大きく上げづらいのが特徴です。
こちらについては以下の記事で詳しく解説しています。

【働き方②】フリーランス(業務委託)
ヨガインストラクターの働き方として最も希望する人が多いのが、フリーランスです。
ヨガスタジオやスポーツジムなどで「業務委託契約」を結び、スタジオに代わってヨガレッスンを提供することで収入をもらえる働き方です。
主な業務内容はヨガレッスンに関わる仕事となります。
フリーランスヨガインストラクターの主な業務
- ヨガレッスン
- スタジオ清掃
- 接客・入会案内
フリーランスヨガインストラクターの給与
フリーランスヨガインストラクターの一般的な給与は、1レッスンあたり2,000円から、人気講師になると1レッスンあたり10,000円の報酬をいただいている先生もいる実力世界です。
他にもオンラインなどを利用して、集客からレッスン提供までを自分で行うことができれば、1レッスン料金×参加人数の売り上げを上げることができます。
メリット・デメリット
フリーランスのメリットは主に3つ。
- 働き方の自由度が高い
- 実力と努力次第で収入アップできる
- いろいろなスタジオで経験が積める
一方、フリーランスのデメリットは以下の3つ。
- 働かなければ収入が0円
- 駆け出しの頃はフィーが低く収入が少ない
- 値上げ交渉も自分でしないといけない
フリーランスのメリットは、自由度が高いこと。
努力と実力次第で収入アップできるので、やりがいを実感できます。
その反面、新米の頃はレッスンフィーが安いので収入は不安定。フリーで活動するためには、あらかじめ貯金をしておいた方がいいです。
また、1箇所との契約ではなかなか収入が安定しないので、複数のスタジオと掛け持ちするとなると、スケジュール管理の能力も必要です。
フリーランスのヨガインストラクターについては、以下の記事でも詳しく解説しています。

【働き方③】アルバイトのヨガインストラクター
アルバイトのヨガインストラクターは、主にヨガスタジオやスポーツクラブで募集しています。
レッスンを行うこともありますが、多くは受付、接客、掃除、物品販売、入会案内などを担当します。
そのため、ヨガインストラクター未経験でもOKという場合が多いです。
アルバイトヨガインストラクターの給与
働くエリアによって変わってきますが、時給は1,000円前後が多いです。
勤務時間は7:00〜23:00などの営業時間内でのシフト制ですが、どの程度働くかは募集内容によってそれぞれ。
ヨガレッスンをさせてもらえるかも、スタジオによって異なりますので、気になる募集案件があればぜひ問い合わせてみましょう。
メリット・デメリット
アルバイトのメリットは主に3つ。
- スタジオ業務について学べる
- 長時間勤務できなくても働ける
- 世間的にアルバイトの待遇が良くなってる
一方、アルバイトのデメリットは以下の3つ。
・求人数がそれほど多くない
・レッスンできるかはスタジオによる
・収入的には低い傾向
アルバイトは受付として割と長い時間勤務するので、スタジオの集客方法や営業方法、ツール類などを観察でき、学べることが多いです。
ただ、受付とヨガインストラクターとの間に線引きがある場合が多く、ゆくゆくはスタジオでインストラクターができると思って働いてみたものの、思ったほどレッスンを持たせてもらえないことが多いです。

【働き方④】副業のヨガインストラクター
副業のヨガインストラクターは、正社員としてヨガインストラクター以外の仕事をしながら、休みの日に副業で週1〜2回のレッスンを担当する働き方です。
副業ヨガインストラクターの給与
仕事内容についてはフリーランスと同じです。
一般的には、1レッスンあたり2,000円から、集客力のある講師になると10,000円の報酬をいただいている先生もいます。
メリット・デメリット
副業のメリットは主に3つ。
- 空いた時間を有効活用できる
- 本業+副業で金銭的に余裕がある
- 仕事を自分の価値基準で選べる
副業のデメリットは主に3つ。
- レッスン経験が不足しがち
- 会社に副業を伝えるのが面倒
- 本業+副業で体力的にしんどい
副業ヨガインストラクターのメリットは、ほかに本業の収入があるので、金銭的なことを理由に無理して仕事を受けなくてもよいことです。
「なんかこのスタジオとは合わないな」、と思ったら辞めてもOK。
デメリットは週1〜2回のレッスンでは、レッスン経験が圧倒的に少ない点があげられます。
例えば、
- 副業で 週1日 2レッスン
⇒ 年間で 2 × 52週 で 104レッスン - 本業で 週5日 2レッスン
⇒ 年間で 10 × 52週 で 520レッスン
となり、年間で400本以上の経験値の差が生まれます。
なので、副業ヨガインストラクターをするなら、短時間で効率的なトレーニングを意識する必要があります。
副業ヨガインストラクターについては、以下の記事でも詳しく解説しています。

【働き方⑤】独立・開業するヨガインストラクター
ヨガインストラクターとして雇われるだけでなく、経営者として独立・開業して自分のスタジオをオープンさせることもできます。
スタジオが大きくなれば、ヨガインストラクターを雇用する立場になります。
独立ヨガインストラクターの給与
ここは正直、あなた次第です。
- 収入:経営次第
- 勤務時間:自由
- レッスン内容:自由
- 休み:自由
- 仕事内容:スタジオ経営全般
メリット・デメリット
独立・開業のメリットは主に3つ。
- 自分の思うレッスンができる
- 高収入が期待できる
- 人にはできない経験ができる
独立・開業のデメリットは主に3つ。
- 初期費用がかかる
- レッスン以外の仕事がめちゃくちゃある
- リスクが高い
自分のスタジオをオープンできれば、自分のやりたいヨガを自分らしく提供することができます。
そして、上手く経営ができれば収入も増え、社会への貢献度も高くなるので、やりがいも大きいです。
一方デメリットは、初期費用がかかること、スタジオ経営全般の仕事も発生するというところ。
目の前の生徒にだけに集中しているわけにはいかかないことがあげられます。
ヨガインストラクターの仕事の見つけ方
最後に、ヨガインストラクターの仕事の見つけ方について紹介します。
探し方は主に以下の5つ
仕事の見つけ方
- Googleで検索する
- 専門サイトで探す
- SNSで探す
- 求人情報がなくても問い合わせてみる
- 縁故
ヨガインストラクターの採用には、ほとんどの場合「オーディション」と言われる実戦形式の審査があります。
新米ヨガインストラクターの場合は、自分のレベルに合ったオーディションにチャレンジするのがポイント。
以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ Q&A
いかがでしたでしょうか?
本日は「ヨガインストラクターの働き方」について解説してきました。
本記事の内容を改めて整理すると以下のとおり。
Q.ヨガインストラクターの働き方にはどんなものがある?
大きく分類すると5つ
ポイント
- ① 正社員
- ② フリーランス(業務委託)
- ③ アルバイト
- ④ 副業
- ⑤ 独立・開業
ヨガインストラクターの働き方はさまざま。
それぞれ収入や働きたい時間帯など、メリット・デメリットがあります。
ライフスタイルに合わせて比較して検討してみてください。
本日はこのあたりで。
本記事が皆さまのヨガインストラクターとしての活動の支えになれば幸いです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。