
そもそも書かなきゃダメなものなの?
本日は、こんなお悩みにお答えします。
✓記事の内容
- そもそもブログの免責事項は何のためにある?
- 免責事項の設置場所はフッターでOK
- 免責事項で押さえておくべき項目
- ブログの免責事項の例文【コピペ利用OKです】
- 免責事項を書いておけば何してもいい、という訳ではない
- 免責事項とプライバシーポリシーは別物
「免責事項は必要か?」という質問ですが、結論、免責事項は必要です。
万一、ブログ記事が原因でトラブルが発生した場合に備えになります。
でも、免責事項なんて書いたことある人なんてそうそういないでしょうから、どうやって書いていいか分からないですよね?
そこで、本記事では免責事項の書き方について解説します。
本記事を読んで実践すれば、30分もかかりませんので、ぜひチャレンジしてみてください。

そもそもブログの免責事項は何のためにある?
免責事項とは、
「●●について、当ブログは一切の責任を負いません」
といった文言のことです。
トラブル回避やトラブルの早期解決のためには必要なものになります。
まだ免責事項を書いてないという方は、トラブルが起こる前にすぐにブログ内に準備しましょう。


アフィリエイトを利用して報酬を得ているような場合は、「いい加減な情報のせいで困ったことになったじゃない!」とクレームの対象なってしまう可能性がありますので、絶対に載せておきましょう。
とはいえ、免責事項を載せておけばオールオッケーかというと、そうではありません。
いい加減な情報・間違った情報は読み手に不誠実ですので、正しい情報発信を心がけていきましょう。
免責事項の設置場所はフッターでOK
免責事項はどこに掲載しなければならない、といった決まりはありません。
ただ、あまり見られないところに設置しても、意味がありません。
おススメの掲載場所は「フッター」です。
免責事項で押さえておくべき項目
免責事項で押さえておくべき項目は、以下の7つです。
運営者情報
コメントについて(コメント欄を設けてなければ不要)
サイトの情報の正確性について
損害などの責任について
著作権や肖像権について
無断転載の禁止について
制定日&最終改定日
次のパートで具体的な免責事項の例文を掲載します。
ブログの免責事項の例文【コピペ利用OKです】
ブログにおける免責事項の要点は、
- 当ブログの情報で不利益があっても責任を負わない
- 正確な情報を発信するように努めていますが、間違いがあるかもしれない
の2点です。
では例文です。
本ブログで使用している免責事項です。

あなたのブログ名(あなたのブログURL)(以下、「当サイト」とします。)における免責事項は、下記の通りです。
1.コメントについて
次の各号に掲げる内容を含むコメントは、当サイト管理人の裁量によって承認せず、削除する事があります。特定の自然人または法人を誹謗し、中傷するもの
極度にわいせつな内容を含むもの
禁制品の取引に関するものや、他者を害する行為の依頼など、法律によって禁止されている物品、行為の依頼や斡旋などに関するもの
その他、公序良俗に反し、または管理人によって承認すべきでないと認められるもの2.当サイトの情報の正確性について
当サイトのコンテンツや情報において、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めています。しかし、誤情報が入り込んだり、情報が古くなったりすることもあります。必ずしも正確性を保証するものではありません。また合法性や安全性なども保証しません。3.損害等の責任について
当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。また当サイトからリンクやバナーなどによって他のサイトに移動された場合、移動先サイトで提供される情報、サービス等について一切の責任も負いません。
当サイトの保守、火災、停電、その他の自然災害、ウィルスや第三者の妨害等行為による不可抗力によって、当サイトによるサービスが停止したことに起因して利用者に生じた損害についても、何ら責任を負うものではありません。
当サイトを利用する場合は、自己責任で行う必要があります。
4.当サイトで掲載している画像の著作権や肖像権等について
当サイトで掲載している画像の著作権や肖像権等は、各権利所有者に帰属します。万が一問題がある場合は、お問い合わせよりご連絡いただけますよう宜しくお願い致します。5.無断転載の禁止について
当サイトに存在する、文章や画像、動画等の著作物の情報を無断転載することを禁止します。引用の範囲を超えるものについては、法的処置を行います。転載する際には、お問い合わせよりご連絡いただけますよう宜しくお願い致します。令和〇〇年〇月〇日 策定(公開日を載せる)
令和〇〇年〇月〇日 改訂(更新日を載せる)
免責事項を書いておけば何してもいい、という訳ではない
先にも書きましたが、免責事項をサイト内に記載しておけば何を書いてもオーケーということではないので注意が必要です。
ウソ情報を発信したことによって
- 信用毀損罪
- 名誉毀損罪
- 業務妨害罪
などが成立してしまう可能性があります。
今回はブログにおける免責事項の書き方について解説していますが、通常のビジネスで使用する免責事項はまた少し内容が異なります。

>> 利用規約における免責規定は会社を救う(STORIA法律事務所)
免責事項とプライバシーポリシーは別物です
最後にもう一つ、よくある質問にお答えしておきます。
- 免責事項とプライバシーポリシーは同じなの?
という風に思われる方いますが、これはまったく別物です。
プライバシーポリシーは、その名の通りプライバシー(個人情報)の取り扱いについて定めたものになります。
ですので、免責事項とプライバシーポリシーを掲載する際は、それぞれでページを独立させておいた方がいいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
免責事項は万一トラブルが起こった際に、自分を守る防御壁です。
まだ免責事項をサイト内に設けていないという人は、すぐに対応することをおすすめします。
堅苦しい文章を書くのが苦手、という人でもコピペでオーケーですから、すぐに実行に移してください。
本日はこのあたりで。
今回の記事が、皆さまのお役に立てれば嬉しいです。
本日も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。