
オリジナルの講座を作りたいな。
自己流でセミナーを開いているけれど、これでいいのかな…
独自の講座を企画する際のポイントを知りたいな。
本日はこんなお悩みにお答えします。
「セミナー」「講座」「教室」などなど、自分の「オリジナルのコンテンツ」を作るというと、難しそうなイメージがあるかと思います。
でも、安心してください。
ポイントさえわかれば、講座開発はそんなに難しくありません。
そこで、本記事では『人がうごくコンテンツのつくり方』(出版:クロスメディア・パブリッシング)を題材に、「売れるオリジナルコンテンツの作り方」について解説します。
本書は「逃走中」「戦闘中」「世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?」などの大ヒット番組を企画してきた気鋭のプロデューサーである高瀬敦也さんが書いた書籍。
一例を紹介すると、「コンテンツはベタが最強」など、「ヒットコンテンツの本質」について語られています。
今回は「コンテンツ」=「講座」と読み替え、本業で「ヨガインストラクターのためのWEBライティング講座」や「ヨガの情報メディア」などを企画・運営するボクが、講座開発のポイントとして紹介します。
✔本記事を書いた人
ucozi うこじ(@ucozi_ikeda)
この記事を書いている私は、ヨガスクールで宣伝部長として働いています。
仕事を通じて得た情報をもとに、信頼性の高い記事をお届けしています。
講座開発のポイントは、大きく分けると3つ。
講座を開発する際のポイントは、大きく分けると以下の3つです。
イメージを狭めて最適化する
一番最初に決めるのは「目的」
誰かに「刺さる」を意識する
それぞれ、詳しく解説していきます。
イメージを狭めて最適化する
売れる講座をつくるのに有効なのは「狭める」ことです。
例えば、
- お金のことが分かる番組
- 75歳以上の年金生活を考える番組
上記2つなら、後者の方がより良質なコンテンツになる可能性が高いです。理由は、見ている人に「自分と関係がありそう」と直感的に判断できそうだから。
つまり、売れる講座というのは、まずは受け手に対して
あなたのためにある
ということに気づいてもらうことが重要です。
一番最初に決めるのは「目的」
講座づくりで、一番最初に決めるのは「目的」です。
書籍では「世界行ってみたらホントはこんなトコだった⁉︎」の事例が紹介されています。
この番組の目的は「異文化を知ることの大切さを伝えること」です。
そのため、タレントは起用せず、二人のディレクターがレポーターとなって一カ国を二週間ずつ取材し、意外な文化や知られていない生活について紹介する構成となっています。

周囲からは、そんな意見をぶつけられたこともありました。
しかし、「異文化を知る」という目的を達成するには長期間現地に滞在し、異国の生活の深いところを探らなければならない。
そうなると、タレントではなく、柔軟に対応できるディレクターの方が適している、となったわけです。
これによって単なる情報バラエティではない、とびきり刺さるコンテンツが生まれたのでした。
誰かに「刺さる」を意識する
講座をつくる上で大切なポイントの最後は、「誰かに刺さる」ものをつくること。
「誰にでも」ではなく、この「誰かに」がとても重要です。
なぜなら、ターゲットをピンポイントに設定することは、拡散に必要な「熱量」に関わるから。
例えば、私の母はとある時期に漢方にハマり、周りにウザがられながらも「漢方の良さを布教して回る」という時期がありました。
「なんでこんなにも熱心になれるのだろう」と不思議に思ったものですが、おそらく更年期の症状を抑えるのに漢方がどハマりしたんだと思います。
しばらくして気がつくと、なんと母の周りで漢方ブームが到来しており、漢方を服用する人が急増していたことがありました。
この事例から学べることは、熱量が高まると「熱狂状態」が生まれるということ。
そして、この熱狂の第一歩は、とても小さな単位で生まれるということです。
たくさんの人に広げるためには、「超コア」なターゲットに火をつけることが大事です。
講座のつくる究極のゴールは「一般化」
講座の最大の目的とは何か?
この質問に対して、本書では「一般化されること」と回答を導き出しています。
例えば、「ウォシュレット」。これはTOTOの商品名ですが、今では一般名称として使われることが多いです。
講座もこれと同じ。講座を行うことで得られるの最大の栄誉は、講座で伝える内容が広まって習慣化されたり普通名詞化されること。
もはやコンテンツとして認識されなくなるまでに身近なものとして浸透すること。
これこそが講座を行う究極のゴールです。
想いがないと当たらない
最後に大事なことをもう一つ。
それは、「想いのない講座が人気になることはない」ということ。
当たり前ですが、講座は人がつくるもの。
講座を開発した人の生い立ちや生き様が、自然と反映されます。
そうしてできたものには「想い」が付加されています。
時には関わる人々から、「ああした方がいい、こうした方がいい」といったいろんな意見が出ることがあります。
でも、その意見の中から不必要なものを判断して排除しないといけません。
この作業は思ったよりも労力が必要です。
それにも負けず、実行し続けるためには、「断固たる想い」がないとできないです。
おまけ|講座を販売するならMOSH(モッシュ)
ここまで講座開発の作り方について、そのポイントを解説してきましたが、

という疑問が生まれると思いますので、おすすめのサービスを紹介します。
それがMOSH(モッシュ)です。
MOSHはフリーのヨガインストラクターの中で、最も注目されているサービス。
簡単に説明すると「無料で使えるオンライン販売サービス」で、今回のテーマである講座販売に必要な決済サービスなどが、ITリテラシーが低くても簡単に利用できます。
詳しくは以下の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
まとめ
本日はオリジナル講座の作り方について、『人がうごくコンテンツのつくり方』(出版:クロスメディア・パブリッシング)を題材に紹介してきました。
人が熱狂的に感化される講座の作り方は、一朝一夕に身につくものではありません。
でも、本日紹介したポイントは、講座をつくる際の確固たる行動指針になってくれると思います。
本記事が一人でも多くの方の目に触れ、共感や情熱の輪が広がれば幸いです。
本日は以上です。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
書籍の紹介
本日紹介した書籍は下記となります。