個人事業主って、労災が認められないって、ほんとなの?
こんにちは、うこじです。
本記事では上記の疑問にお答えします。
冒頭にもある「個人事業主のヨガインストラクターは、労災が認められない」というのは本当の話。
なぜなら、労災保険は雇用契約を結んでいる労働者向けの制度であり、個人事業主であるフリーランスのインストラクターは原則として対象外だからです。
そのため、自己負担で治療費を支払うことになり、長期間仕事ができなくなると、経済的な負担が大きくなります。
ということで本記事では、労災保険の基本とヨガインストラクターがとるべき対策について解説します。
本記事を読むことで、フリーランスのヨガインストラクターとしてのリスク管理について理解が深まり、ケガや病気に備えた適切な保険選びができるようになりますよ。
✔本記事を書いた人
ucozi(@ucozi_ikeda)
労災保険とは?
労災保険の正式名称は(労働者災害補償保険)といい、略して労災とも呼ばれます。
労災保険は、日本における労働者のための保険制度で、仕事中や通勤中に発生した怪我、病気、障害、死亡に対して補償を提供します。
企業が労働者のために加入するもので、残念ながら個人での加入はできません。
つまり、個人事業主のヨガインストラクターは、原則、労災保険の対象外です。
原則、個人事業主は労災保険に加入できない
繰り返しになりますが、原則、個人事業主は労災保険に加入できません。
なので、ヨガの指導中に万一怪我をしても、スタジオから補償は受けられないのが現実。治療費や休業中の収入補償は全て自己負担となります。
また、スタジオへの通勤中に交通事故に遭った場合も同様に、労災保険の適用はありません。
特別加入制度があるのは特別な人だけ
原則、個人事業主は労災保険に加入できないと言いましたが、一部の業種や団体では、労災保険に特別加入することができる制度があります。
しかし、これは非常に限定的。例えば、建設業や製造業など、特にケガのリスクが高い仕事に就いている人は、労働組合などを通じて加入することができますが、ヨガインストラクターは残念ながら対象外です。
なので、ヨガインストラクターは、自分自身で適切な保険に加入する必要があります。
個人事業主は「もしも」に備えよう
個人事業主がもしもに備えるのであれば、「就業不能保険」や「所得補償保険」を検討に入れましょう。
「就業不能保険」と「所得補償保険」は、どちらも働けなくなった場合に経済的な支援を提供する保険ですが、その目的やカバーする範囲に違いがあります。
とはいえ、割と混在しているサービスが多い印象です。一応、原則について解説しておきます。
就業不能保険とは?
就業不能保険は病気やケガで働けなくなった場合に一定期間、生活費などを保障してくれる保険です。
例えば、大病を患ったり、大きな事故に遭ったりして、長期間仕事ができなくなったときに役立ちます。
就業不能保険は、特に自営業者やフリーランスの方にとって心強い存在。会社員とは違って、収入が途絶えた場合に公的な保障が少ないからです。
所得補償保険とは?
一方、所得補償保険は、同じく病気やケガで働けなくなった場合に、収入の一部を補償してくれる保険です。
違いは、所得補償保険が通常、給与の一定割合を補償する形になっている点です。つまり、収入がゼロになるわけではなく、ある程度の収入を確保することができます。
こちらは、毎月安定した給与を得ている人に向いています。
いざという時に備えることは、プロフェッショナルとしての責任でもあります。
おすすめはフリーナンスのあんしん補償プラス
個人的におすすめなのが、個人事業主に人気の「フリーナンス」というサービス。僕も知り合いのヨガインストラクターに教えてもらいました。
フリーナンスは、個人事業主になると欲しいが詰まったサービス提供してくれています。
その中の一つが、仕事中・日常生活や天災まで入 院時などの所得を補償してくれる「あんしん補償プラス」です。
あんしん補償プラスとは?
フリーナンスの「あんしん補償プラス」は、ケガや病気で働けなくなった場合に最長1年間の所得の補償が受けられます。
しかも、掛け金が圧倒的に安い。
例えば、年齢30〜34歳で月額15万円を受け取りたいヨガインストラクターの場合、月々の掛け金は1,125円(年額13,500円)となります。
フリーナンスが安いのは、団体割引が適用されるから。フリーランス会員になることで、値段交渉が優位になるそうです。
ただし、注意点がひとつあり、フリーナンス会員とは別に「一般社団法人フリーランスAWS協会」に加入する必要があります。しかも、別途、団体加入費として年額3,000円(非課税)が必要です。
とはいえ、安心してください。
保険料が安いとされるライフネット生命の就業不能保険と比較してみたのがこちら。
同条件で比較しても、団体加入費を足した「あんしん補償プラス」の方がコストを抑えられます。
気になる方は、ぜひシミュレーションしてみてください。
》フリーナンスの公式サイトでシミュレーションするまた、フリーナンスは無料の会員登録をしてるだけで賠償責任保険が適用されるので、まだ、保険に入ってない人はこの機会に検討してみて。
まとめ
本記事では、フリーランスのヨガインストラクターが労災保険に加入できないリスクと、その対策について詳しく解説しました。
内容を改めて整理すると、ポイントは以下のとおり。
フリーランスのヨガインストラクターとして安心して活動するためには、今すぐ適切な保険に加入することを検討してみてください。
特に、フリーナンスのような専門サービスを利用することで、より安心して仕事に取り組むことができます。
ぜひこの機会に、自分のリスク管理を見直して、最適な保険に加入しましょう。