ヨガインストラクター

【要注意】ヨガ資格「RYT200」をビデオだけで受講するのはルール違反です

2022-02-21

【要注意】ヨガ資格「RYT200」を録画だけで受講するのはルール違反です
ヨガ資格「RYT200」の取得を目指しています。最近はオンラインでも受講できるようで、休んでも補講用の録画動画を見ればいいみたい。

仕事が忙しいから全部、録画で済ませようと思っているんだけど、いいのかな?

本日はこんな質問にお答えします。

 

感染症拡大にともない、国内で最も有名なヨガ資格「RYT200」が2020年よりオンラインで学べるようになりました。

オンラインでは、一部の動画視聴も許可されているので、「だったら全部動画視聴で済ませたい!」と思う気持ちも分かります。

 

でも、結論を言えば、全てを録画視聴で受講を済ませてしまうのはルール違反

もし、「動画のみでRYT200が取得できる」といったことを謳っているヨガスクールがあれば、要注意です。

ということで、本記事ではオンラインで「RYT200」を受講する際の注意点をお伝えします。

 

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「RYT200」は資格じゃない

まずはじめに「RYT200」についておさらいです。

RYT200とは、厳密には資格じゃありません「Registerd Yoga Teacher」の略で直訳すると「登録ヨガティーチャー」となります。

RYTは「全米ヨガアライアンス協会」という、90年代にアメリカで設立された団体が管理運営しています。

 

え?、登録ヨガティーチャー?どういうこと?
RYTとは「全米ヨガアライアンス協会に登録されたヨガインストラクター」ということを、また200は「200時間」を意味します。
うこじ

 

つまりは、

  • 200時間のヨガインストラクターとしての学びを経験し、
  • 全米ヨガアライアンス協会に登録しているヨガインストラクター

を意味しているもので、ヨガインストラクターのスキルを保証するものとはちょっと違います。

 

ちなみに「RYT200」にテストはありません

「あれ?テストあるって聞いたよ」という場合は、認定スクールが「一定のスキルを身につけさせたい」と独自に設定しているものです。

 

RYT200を悪く言うと、「授業にさえ出ていれば、誰でも手に入れることができる」もの。「それじゃまずいよね」ということで、独自に試験設定しているスクールもあります。
うこじ
スキルを身に付けるという意味では、テストがある方が達成感にもつながりそうだな。

 

学ぶ内容はスクールでかなり違う

スクールを選ぶ前に、ぜひ知っておいてほしいこととしてもう一つ。

それは、スクールによって教える内容が全然違うということです。

 

「全米ヨガアライアンス協会」の活動目的は、質の高いヨガインストラクターや教育者を養成すること。

そのため、インストラクターとして最低限必要な知識と技術を身につけるためのカリキュラム基準や受講ルールを定めています。

 

具体的には、以下の5つの内容を教えなさいと定めています。

  1. Techniques, Training and Practice
    (テクニック、トレーニング)
  2. Teaching Methodology
    (教授法)
  3. Anatomy and Physiology
    (解剖学および生理学)
  4. Yoga Philosophy, Lifestyle and Ethics for Yoga Teachers
    (ヨガの哲学やヨガの倫理)
  5. Practicum
    (実習)

    ※参考:全米ヨガアライアンス協会「RYS 200 Standards」

 

とはいえ、詳細は各スクールに任せています。つまり、どんなテキストを使用して、どんな内容を伝えるかは、スクールによって全く異なってきます。

 

同じ資格なんだから、みんな同じだと思ってた。スクール選びは中身も比較しないとダメなんだね。
中には「あのスクール出身のヨガインストラクターは、質の低い人が多いよね」と言われているスクールもありますので、後々、後悔しないようにしっかり選びましょう。
うこじ

 

動画視聴だけの受講はNGです

さて、本記事の本題です。

全米ヨガアライアンス協会では認定スクールに対して、「オンライン」で「RYT200」を提供する場合、動画視聴だけのカリキュラムを禁止しています

 

具体的には「同期型と非同期型を併用すること」と定めています。つまり、「その人に応じたフィードバック時間や質疑応答などの時間を組み込むように」と定めています。

  • 同期型:
    学習はトレーナーと生徒の1対1、 またはトレーナーと生徒全員の1 対多数でのリアルタイム・インタ ラクション(同時参加)が必要な 形式のこと。受講生の参加と習得 確認は実演や必修技能のテストに よって確認される。
  • 非同期型:
    学習にリアルタイム・インタラクション(同時参加)が必要ない形式のこと。学習は受講生各自のペースで進行されるもの。受講生の参加と習得確認は、期限や必修技能のテストによって確認される。

    ※参考:全米ヨガアライアンス協会「非同期型と同期型の比較表」

 

隙間時間を活用して「動画視聴だけで全部受講したい」と思う気持ちも分かりますが、全部を動画で済ませるのはルール違反です。
うこじ

 

オンライン受講が可能なのは今だけ

ちなみに、オンライン受講が許可されているのは2023年までの期間限定措置です。

 

それまでは180時間のコンタクトアワー(対面授業)がルールとして定められていました。つまり、「スクールに行って、教室で授業を受けなければダメよ」ということ。

しかし、感染症拡大に伴い、対面授業のルールを一時的に緩め、オンライン受講と一部の録画受講を許可したものになります。

 

この辺りについては、以下の記事で詳しく解説しています。

≫ 働きながらヨガ資格を取得するなら【2023年までがチャンス】

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取りやすさで言えば、オンライン受講できる2023年までがチャンスです。
うこじ
なるほど、確かに今がチャンスかも。

 

資格のメンタル効果

そもそも、何のために資格を取りたいのでしょう?

ひとつの答えとして、資格には「メンタル効果」があります

「努力をして資格を取った」という体験や「資格のもつ権威性」によって、ポジティブな気持ちになれます

 

ポジティブな感情は、自信につながります。自信のある人は周りからの信頼も高まります。すると、さらに自信が持てます。

「資格の取得」には、こうした良い方向に歯車を回す効果があります。だからこそ、資格は人格をかえ、人生をも変える力があるのだと思います。

 

ラクして、ズルして取る資格に、僕は意味なんてないと考える派です。
うこじ
確かに…。ちょっとラクしようとしてた自分の気持ちを反省します。

 

まとめ

本記事のまとめです。

これからヨガインストラクター資格の「RYT200」を目指すなら、注意が必要です。

 

200時間のカリキュラムの全てを録画視聴で受講を済ませてしまうのは、ルール違反

もし、「録画視聴だけで資格取得」みたいなことを推奨しているスクールがあったなら、要注意です。

 

RYT200を提供するスクールには「同期型と非同期型を併用すること」と定められています。つまり、「リアルタイムでコミュニケーションを取る時間」を設けてないのは、スクールとしてNG

 

とはいえ、全米ヨガアライアンス協会はアメリカの団体なので、異国のスクールひとつ一つをチェックするのは難しい側面もあります。

なので、もしあなたがインチキしたい人なら、今はチャンスタイム。どこで学んだとしても、履歴書に書く文字は同じ「RYT200修了」ですから。

あとは、見ているあなたの判断にお任せいたします。

 

本日は以上です。

この記事がどなたかのお役に立てればうれしいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

本記事の参考

全米ヨガアライアンス協会公式サイト
≫ https://www.yogaalliance.org/

 

  • この記事を書いた人
ucozi

ucozi(うこじ)

ヨガスクールの中の人。WEB集客のほか、ヨガ情報サイトの企画・立ち上げやWEBライター養成講座などのコース開発を行ってます。 本ブログは「ヨガインストラクターのためのブログの始め方」をメインテーマに、ヨガ関連情報を発信しています。

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