これからヨガインストラクターとして成功するには、どうしたらいいいいですか?
本日はこんなお悩みにお答えします。
今回は、多すぎるヨガインストラクターの中での「差別化」についてのお話です。
類似したサービスの中からお客さまに選んでもらうには「差別化が必要だよ」という話は、一度でも耳にしたことがあると思います。
ヨガインストラクターに限らず、ビジネスにおいては「差別化は大事」と意識してはいるものの、残念ながらほとんどの人が勘違いしていると思っています。
という私も、「差別化」について「あ、こういうことなのか」と理解したのはつい最近のこと。
ということで、本記事ではそんな「差別化の勘違い」と「差別化のやり方」について解説します。
✔本記事を書いた人
ucozi(@ucozi_ikeda)
この記事を書いている私は、ヨガスクールで宣伝部長として働いています。
仕事を通じて得た情報をもとに、信頼性の高い記事をお届けしています。
「他人より優れていること」が差別化ではない
まずはじめに意識をリセットしないといけないのは、差別化に対する認識です。
「差別化」=「優位性である」は間違い。
優位性は「強み」とか言われる場合もあります。
「他社よりも優れているのはどこだ?」なんてやってると、No.1以外は存在価値がなくなってしまいます。
他のヨガインストラクターと比べて「ここが優れている」といったところを探そうとしても、「誰よりも優れている」とはっきり言い切れる人は限られた人しか居ません。
この思考だといつまでたっても「差別化ポイント」を見つけることができないから注意です。
目的に対してアプローチ方法が異なるだけ
ダイエットで例えてみましょう。ダイエット方法にはたくさんの種類があります。
- 樫木式カーヴィーダンス
- モムチャンダイエット
- ヤーナリズム
- ロングブレスダイエット
- ヒップホップアブス
- マイクロダイエット
- ヒルズダイエット
- プチ断食
- サバ缶
- 糖質オフ
- グリーンスムージー
- 塩麹
- ココナッツオイル
- 酵素
- 耳つぼダイエット
- 体内時計ダイエット
- 骨盤枕 などなど
挙げたらきりがありません。
これらは、どの方法が優れてるとかではなく、「異なるダイエット方法」というだけです。
即効性とか効果の度合いとか、細かく見たら優劣があるのでしょうが、「大まかに見たら痩せる」という目的に対して、アプローチが方法が異なるだけです。
たくさんの資格を持っていても「差別化」にはならない
大事な部分なので、もう少し深掘りしてみましょう。
- たくさんの資格を持っている
- 他より早く取った
- 地域で他に持ってる人がいない
上記は差別化になりません。
なぜなら、他に同じような人が現れた途端に、効かなくなってしまうから。
もしくは、他に同じような資格を持ってる人が居ないなら、その資格は世の中にニーズがないものかもしれません。
誰も持っていない資格を持つことが「差別化」と思っている人も居ますが、ちょっと違うと思います。
資格を取得することは悪いことではありませんが、本来は先に目的があって、それを達成するために必要な知識やスキルを身に着けた結果、「資格を手に入れる」という流れが正しいと思います。
「じゃあ、どうすりゃいいんだ?」って話ですが、同じ資格でも「活かし方」や「活かす場所」は変えられます。
つまり、他の人と競争するのではなく、自分が一人で戦える場所を作れば良いこと。これが「違い」であって、「差別化」です。
具体的な「差別化の方法3つを紹介
これよりおススメの「差別化の方法」について紹介します。
具体的には以下の3つ。
- ターゲットを絞り込む
- ベネフィットを明確にする
- 「あなた」を発信し続ける
【差別化①】ターゲットを絞り込む
対象客、つまりターゲットを絞りましょう。
ターゲットを絞らずに万人受けを狙うと、反対に顧客が減る可能性が高くなります。
先ほどのダイエットを例にお伝えすると、
運動きらい食べるの大好きな女性を無理なく痩せさせる
上記はまなびのマーケット「ストアカ」で活動されている方のプロフィールで使用されているキャッチコピーです。
特定のターゲットに合わせた表現にすることで「私にのためのダイエットだ!」と興味をかき立てています。
他にも、
- 10年先も維持できるダイエットを伝える
- 猫背改善美体幹トレーナー
- リバウンドしないダイエットコーチ
- 脚やせストレッチトレーナー
ターゲットを絞ることで、同じダイエットでも上手に差別化できています。
【差別化②】ベネフィットを明確にする
2つめは、ベネフィットを「差別化」するです。
ベネフィットとを簡単に説明すると、「お客さんが得られる結果」です。
例えば、とても美味しくて安い「苺大福」があったとします。
この苺大福のメリットは「安い」「美味しい」です。
これがベネフィットになると「幸せな気持ちになれる」です。
あなたのレッスン受けると「お客さんがどのように変わるのか?」「どんな問題を解決できるのか?」この答えがベネフィットです。
あなたが提供できるベネフィットはたくさんあると思いますが、ここでも1つに絞ってみてください。
たびたびダイエットで例を挙げると、
上記はAmazonで販売されている書籍のタイトルです。
ベネフィットが明確なので「その結果が欲しい!」と思うお客さんから指名を受けることができます。
【差別化③】「あなた」を発信し続ける
SNSやブログなどを通じて「発信」しましょう。
あなたが発信を続けることで、あなた自身のキャラクターが「差別化」の要素になるからです。
「強烈なキャラクター」を創り上げる必要はありません。等身大のあなたで大丈夫。
大事なことは、「あなたの体験や経験、あなたが考える価値観」を発信内容に入れたらOKです。これで他の人が真似ができないオンリーワンになります。
これについては以下の記事も参考になります。
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まとめ
本日は、多すぎるヨガインストラクターの中での「差別化」について解説しました。
差別化とは「他人より優れていること」ではありません。単なる「違い」程度で考えておいた方がいいです。
具体的な「差別化」を生み出す方法は5つ。
ポイント
- ターゲットを絞り込む
- ベネフィットを明確にする
- 「あなた」を発信し続ける
でしたね。
ぜひ、あなたの「差別化」を考える際の参考にしてみてください。
本日は以上です。
本記事が誰かのお役に立てれば嬉しいです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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