せっかく学ぶなら、資格取得まで目指してみたいけど、いろいろな講座があって迷っちゃう…。
初心者にもおすすめな資格・講座を教えて!
本日はこんなお悩みにお答えします。
アーユルヴェーダとは、「生命の科学」という意味を持ち、病気を見る西洋医学に対し、個を見る医療と呼ばれています。
病気になってから治すのではなく、病気になりにくい心身を作る「予防医学」の考え方に立っており、季節ごとの過ごし方や食べ物、運動、人との関係など、生き方そのものを教えてくれる哲学でもあります。
そして何よりも「より良く生きる」術を教えてくれるとあって、アーユルヴェーダを学んだ人の意見には、こんな意見も。
アーユルヴェーダを学ぶことで、物事の捉え方が変わりました。
季節によって変化する心や体に合わせて、習慣を整えることで、より心地よく生きられるようになりました。
そう、アーユルヴェーダを学ぶということは、自分の将来を広げてくれることに役立ちます。
本記事では、そんなアーユルヴェーダについて体系的に学べるおすすめのスクール・講座について紹介します。
✔本記事を書いた人
ucozi(@ucozi_ikeda)
アーユルヴェーダ資格おすすめ8選
アーユルヴェーダに関しては、さまざまな講座が用意されています。
基礎的な知識からトリートメント技術の習得といったセラピストを育成する講座。また、通学講座、オンライン講座、通信講座など、学び方もさまざま。
自分のライフスタイルに合った講座を選ぶことができます。
具体的なおすすめのスクール・講座は以下の8つ。
それぞれ詳しく見てみましょう。
① 日本統合医学協会
※画像引用:「日本統合医学協会」公式サイト
日本統合医学協会が認定する「薬膳検定 アーユルヴェーダ・スパイス検定1級講座」は、通信講座で取得できる資格講座。
1つの講座で「薬膳検定1級」と「アーユルヴェーダ・スパイス検定1級」の2資格を同時に取得できます。
- 薬膳検定1級
- アーユルヴェーダ・スパイス検定1級
料金
<薬膳検定 アーユルヴェーダ・スパイス検定1級>
・受講時間:標準期間2.5ヶ月(最大3ヶ月)
・費用:77,000円
・受講方法:通信
※別途、入学金(10,000円)教材費(28,600円)、テキスト代が必要
② SARAスクールジャパン
※画像引用「SARAスクールジャパン」公式サイト
SARAスクールジャパンでは日本メディカル心理セラピー協会が発行する「アーユルヴェーダセラピスト」資格と、日本占い師協会が発行する「アーユルヴェーダアドバイザー」資格の2つの資格取得が目指せます。
- アーユルヴェーダセラピスト
- アーユルヴェーダアドバイザー
プラチナコースという試験免除のコースもあり、卒業と同時に資格が認定されるので、「試験が苦手」という方にはおすすめです。
料金
<アーユルヴェーダ 基本コース>
・受講時間:標準2ヶ月(最大6ヶ月)
・費用:59,800円
・受講方法:通信
※別途試験料(各10,000円)が必要
<アーユルヴェーダ プラチナコース>
・受講時間:標準2ヶ月(最大6ヶ月)
・費用:79,800円
・受講方法:通信
※試験免除(コース終了後に資格取得)
③ formie
※画像引用:「formie」公式サイト
formieのアーユルヴェーダマイスター資格取得講座では、一般社団法人日本能力教育促進協会の認定する「アーユルヴェーダマイスター資格」が取得できます。
この資格は、同協会の認定する認定指導校の講座を受講することで、受験資格が得られます。
formieにはサブスクプランというサービスがあり、月々3980円で、毎月1つ新しい資格講座が受けられます。
そのため、上手く活用すれば他の講座よりも安く資格を取得でき、費用をおさえたい人にはおすすめ。
学習期間が気になる人には、サブスクプランのほかに個別購入プランもあります。
料金
<アーユルヴェーダマイスター資格取得講座>
・受講時間:標準期間2.5ヶ月(最大3ヶ月)
・費用:
3,980円/月(サブスクプラン)
35,200円(個別購入プラン)
・受講方法:通信
④ ラーキャリ
※画像引用:「ラーキャリ」公式サイト
ラーキャリの「アーユルヴェーダスペシャリスト資格取得講座」では、日本技能開発協会能力開発の認定する「アーユルヴェーダスペシャリスト資格」が取得できます。
カリキュラムには課題提出が設定されていますが、提出するかは任意。課題を提出しなくとも資格試験の受験が可能です。
なので、最短で資格を取得したいという人におすすめ。
また、試験も自宅で受験でき、回答用紙を郵送するだけなので、テキストをしっかり読み込めば合格しやすい講座です。
料金
<アーユルヴェーダマイスター資格取得講座>
・受講時間:期間の定めなし
・費用:49,500円
・受講方法:通信
※試験のみ(11,000円)の申し込みも可
⑤ 日本アーユルヴェーダ・スクール
※画像引用:「日本アーユルヴェーダ・スクール」公式サイト
日本アーユルヴェーダ・スクールは1994年創立の歴史あるアーユルヴェーダスクール。
正統なインドの伝承医学を日本に伝えるために、普及活動に力を注いでいます。
レベルに応じて、多数の講座が用意されているのも特徴。
- ビギナーコース
- アーユルヴェーダ基礎
- アーユルヴェーダ基礎(医師・歯科医向け)
- アーユルヴェーダ応用1
- アーユルヴェーダ応用2
- パンチャカルマ・セラピスト・ベーシック
- パンチャカルマ・セラピスト・アドバンス
- 講師育成
まずはビギナーコースからスタートします。
料金
<ビギナーコース>
・受講時間:12時間
・費用:44,000円
・受講方法:通学
<アーユルヴェーダ基礎>
・受講時間:250時間
・費用:836,000円+入学金20,900円
・受講方法:通学
※ビギナーズコース受講後、所定の期間内に入学するとビギナーズコース費用が割引かれます
⑥ 日本・スリランカ アーユルヴェーダスクール
※画像引用:「日本・スリランカ アーユルヴェーダスクール」公式サイト
日本・スリランカ アーユルヴェーダスクールは、日本で初めてスリランカ政府から認定されたスクール。
オンラインで受講できる基礎コースから、本格的なトリートメント技術が学べる本科コースまで用意されています。
本科コース終了後は、スリランカ政府アーユルヴェーダ省が発行する認定証を取得することが可能。
横浜・福岡・御殿場の3箇所で学ぶことができます。
料金
<JSLAS基礎コース・基礎コースⅠ>
・受講時間:18単位
・費用:110,000円
・受講方法:通学・オンライン
※オンラインは割引あり
※コース修了後には修了証を発行
<JSLAS基礎コース・基礎コースⅡ>
・受講時間:18単位
・費用:115,500円
・受講方法:通学・オンライン
※コース修了後には修了証を発行
⑦ 生活の木
※画像引用:「生活の木」公式サイト
生活の木では、日本アーユルヴェーダ普及協会(JAPA)が認定する資格取得が目指せます。
日本アーユルヴェーダ普及協会(JAPA)はスリランカ政府認定の組織団体であるスリランカ・アーユルヴェーダ医学協会(SLAMA)の協力のもと、2004年に設立された非営利団体。
入門講座から本場スリランカで学ぶ上位講座まで、複数の講座が用意されています。
- アーユルヴェーダ入門講座
- アーユルヴェーダ アドバイザー養成講座(JAPA資格対応コース)
- アーユルヴェーダ フットセラピスト養成講座(JAMHA資格対応コース)
- アーユルヴェーダ セラピスト養成講座(JAPA資格対応コース)
- アーユルヴェーダ インストラクター養成講座(JAPA資格対応コース)
資格取得を目指すなら、「資格対応コース」とついている講座を選びましょう。
講座は原宿・広島・スリランカ・オンラインで学ぶことができます。
料金
<JAPA認定 アーユルヴェーダ・アドバイザー養成コース>
・受講時間:4時間×3日間
・費用:26,400円
・受講方法:通学
※教材費、テキスト代
⑧ アーユルヴェーダビューティーカレッジ
※画像引用:「アーユルヴェーダビューティーカレッジ」公式サイト
アーユルヴェーダビューティーカレッジは、インド政府高官が設立したアーユルヴェーダ病院と提携するスクール。
基礎からプロ育成コースまで幅広いコースが用意されています。
- 基礎コース
- 応用コース
- 認定資格(起業支援)コース
- プロフェッショナル向けコース
- シロダーラコース
基礎コース理論はオンラインでも受講することができます。
料金
<アーユルヴェーダ 基礎コース>
・受講時間:月2回、全8回
・費用:月2回コース217,800円
・受講方法:通学
※別途、入学金(10,000円)教材費(28,600円)、テキスト代が必要
アーユルヴェーダ資格の活かし方は?
学んだ知識を日常生活に活かすことはもちろんです。
でも、せっかく資格を取るのだったら、どのような場面で活かせるかも考えておきましょう。ビジョンがあることで、学びの姿勢は大きく変わってきます。
アーユルヴェーダの認知度も高まりつつあり、現在ではさまざまな現場でアーユルヴェーダ資格を役立てられるようになりました。
資格を活かせる業種
- セラピスト業
- 医療や介護の現場
- 講師業
セラピスト業
アーユルヴェーダ専門店をはじめ、最近では施術メニューの一つとして、アーユルヴェーダを取り入れるサロンも増えています。
ヨガインストラクターが複業としてセラピストを行っていたり、サロンを開業するといったケースも耳にする機会が増えています。
医療や介護の現場
アーユルヴェーダはインドやスリランカでは医療に関する国家資格として認められており、治療に用いられています。
そのため、医療関係者や介護現場で働く人が受講することも多く、心身ともに健康を維持するアーユルヴェーダの智慧を、日常生活の様々な場面で活用する取り組みも行われています。
講師業
アーユルヴェーダの魅力を、より多くの人に伝えたい方は、アーユルヴェーダ講師として活動することが考えられます。
カルチャーセンターで日常生活に役立つ知識を教えたり、最近はオンラインを活用して講座を販売することも、それほど難しくなくなってきました。
アーユルヴェーダ資格をヨガで活かすポイント
アーユルヴェーダの知恵はヨガインストラクターの活動にも活かすことができます。
アーユルヴェーダは個を見る医療とも呼ばれていますので、プライベートレッスンを提供しようという人には大いに役立ちます。
例えば、まずは相手の性質(ドーシャ)を知り、その人の性質に合わせたシークエンスを組んで、合わせて季節ごとの生活習慣などをアドバイスする。
こんな風に一人ひとりに合ったメニューを提供する際の土台として活かすことができます。
ヨガを好きな方の中には、アーユルヴェーダについて興味がある人も多いので、お客さまに提供するサービスとしては相性抜群です。
まとめ
本記事ではおすすめのアーユルヴェーダ講座・スクールと資格について紹介しました。
改めて整理すると、以下のとおり。
アーユルヴェーダは通信教育・通学・オンラインとさまざまな方法で学ぶことができ、学ぶ内容や費用にも幅があります。
プライベートで活用したい、サロンの開業を目指したい、など資格取得後にどうしたいかを明確にしたうえで、講座を選ぶとよいでしょう。
本日は以上です。
本記事があなたのお役に立てたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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