僕は「マネする」のが得意な方だと思います。
うまくやっている人を見つけるのが、他の人より上手です。
マネすることにはメリットしかなくて、賢い人のやり方を真似しているだけなのに、周りは僕のことを賢い人だと勘違いしてくれるという、不思議な現象が起こります。
「そんなわけない」と思うかもですが、これが現実です。
成功してる人の真似をする
⇒ 自分が成功する
⇒ 周りが話を聞いてくるようになる
⇒ 新しい仕事が舞い込んでくる
何かを成し遂げたければ、「マネする」はかなり効率的です。
ということで、本記事では「マネる」のメリットについて深掘りしていきます。
✔本記事を書いた人
ucozi(@ucozi_ikeda)
この記事を書いている私は、ヨガスクールで宣伝部長として働いています。
仕事を通じて得た情報をもとに、信頼性の高い記事をお届けしています。
まずは、色眼鏡を捨てるべき話
「マネする」のコツはシンプルです。
成果を出している人をよく観察し、自分の感情を捨てて、マネすることです。
でも、僕も含めですが、多くの人はプライドが邪魔をします。
身近な人が成果を出していても「あの人のやり方は、◯◯だからズルい」とか「あの場合は△△だから、あのやり方は合わない」といった感じ。
物事を「色眼鏡」を通して見てしまうので、あるがままを直視できなくなります。
色眼鏡は「できない自分」から目を背けられるので便利ですが、結果は何も変えられません。
感情を消してマネした時の話
営業の上手な同期がいました。でも、僕は彼のやり方があまり好きじゃなかったです。
商品理解が乏しいのに、「相手の懐に入って、信頼を獲得して、それで売上に繋げる」みたいな感じでした。だから、会話のほとんどが人生相談です。
たしかに成果は出ていたけど、僕は「それだとお客さんは本当に納得して買ってないんじゃないか?」と思って、彼のやり方には否定的でした。
だから僕の商談では、無駄な会話は極力控えて、お客さまが商品に求めることに全て適切に応えていくというスタイルでした。
しかし、僕は全然結果が出せませんでした。
さすがにやばいなと思って、ある時、彼のやり方をマネしてみたら、案の定うまくいってしまったわけです。
事実を「あるがまま」捉える
僕の最大の反省点は「無駄なプライド」が邪魔をしてしまい、事実を色眼鏡で見てしまっていた事です。
正しく見るなら「彼は成果を出しているので、やり方にちょっと疑問はあるけど、まずはマネをしてみよう」というのが正解。
ぶっちぎりで成果を出したかったら、プライドは不要です。
人は失敗からは学ばない
僕も含めて、人間は自分の失敗を認めようとしません。
なぜなら、プライドが邪魔するから。
むしろ、失敗よりも成功から学ぶことの方が多いと思います。
たくさんチャレンジする人は、たくさんの失敗をするから、学びが多いと思われがちですが、ちょっと違うのかなと。
たくさんチャレンジする人は、たまたま成功することも多いから、そこから学ぶ機会も多いというのが正解じゃないかなと、そんなふうに思います。
余談:営業時代で学んだこと
ちなみに、先程紹介した僕の営業時代のエピソードですが、この場合の成功法則は「自己開示」と「返報性の法則」と「認知的不協和」という心理学の法則が当てはまるようです。
後で振り返ってみれば、「営業の基本のキ」みたいなことですね。
具体的には次のような感じ。
- 相手に心を開いてもらうために、まず自らが心を開きます(自己開示)。
- 自己開示された相手は、「これだけ話してくれたんだから、こちらも何か話さなきゃ悪いな」と感じます(返報性の法則)。その結果、相手も自分のプライベートを話してくれるようになります。
- すると「自分はこんなにプライベートなことを打ち明けているんだから、この人は信頼できる人なんだ」と脳が勝手に働き出します(認知的不協和)。
気がつけば商品説明などしなくても、「あなたから買いたい」という信頼関係ができあがってます。
結局、マネするは成功の最短ルート
繰り返しになりますが、人は失敗からは学びません。
全部の人がそうとは言いませんが、僕も含めて多くの人は、プライドが邪魔をします。
成功事例は冷静に分析できますが、失敗事例だとなかなか素直に振り返ることはできません。
だからこそ、成功してる人をマネした方が、たまたま成功する回数が多くなり、結果的に学びが多くなります。
なので僕はこれからもプライドを捨てて、たくさんの成功者をマネをしながら生きようと思います。