
ドメインの末尾(トップレベルドメイン)って、色んな種類がありますよね?選び方が分かりません!
「.com」とか「.jp」とか「.net」とか。。。
どうしてたくさんの種類があるの? どういう風に決めたらいいの? 詳しく教えて欲しいな。
本日はこんなお悩みにお答えします。
本記事で分かる内容は以下のとおり。
- ドメイン末尾の種類とそれぞれの違いが分かる
- おすすめのドメイン末尾が分かる
- ドメインの取得時の注意点が分かる
トップレベルドメインとは「〇〇.com」や「〇〇.jp」など、ドメイン名の「.(ドット)」の後にくる文字列のこと。
種類はとても多く、最近では「.yoga」や「.diet」といったものまで増えています。なので、確かに何を選んでいいか悩みますよね。
でも条件をシンプルに整理していくと、選択肢は5つに絞ることができます。
ということで、本記事ではトップレベルドメインの種類を解説しつつ、おすすめのドメイン末尾を5つ紹介します。
最後まで読んでいただくことで、あなたにぴったりのトップレベルドメインを1つに絞り込むことができるはずです。
ちなみに、まだブログ名を決めてない人は、こちらの記事もご覧ください。
✔本記事を書いた人
ucozi うこじ(@ucozi_ikeda)
この記事を書いている私は、ヨガスクールで宣伝部長として働いています。
仕事を通じて得た情報をもとに、信頼性の高い記事をお届けしています。
ドメインとは?
ドメインとは、簡単に言えば「インターネット上の住所」のようなものです。
あなたの個人サイトがどこにあるかを判別する情報として利用します。
例えばこんな感じ。
- google.co.jp
- yahoo.co.jp
このサイトでいえば、以下がドメインです。
- ucozi.com

トップレベルドメインとは?
トップレベルドメインとは、ドメインの中から「〇〇.com」とか「〇〇.jp」とか、「.(ドット)」を含めたその後の文字列のことを指します。
ドメイン販売会社で有名な「お名前.com」では、580種類以上のトップレベルドメインを取り扱っており、現在もその数はどんどん増加中とのこと。
何のために、こんなにたくさんの種類があるの?
と思うかもしれませんが、一応、トップレベルドメインごとにそれぞれの目的があります。
トップレベルドメインごとの目的
全てのドメインについて伝えることは難しいので、代表的な3つのトップレベルドメインについて解説します。
まずは、「.com」。
「商用」を意味する「commercial」に由来しており、多くはビジネス利用されています。
次に「.org」。
「組織・団体」を意味する「organization」に由来しており、多くは非営利組織で使用されています。
最後に「.jp」。
は「日本」を意味する「japan」に由来し、登録できるのは日本に住所がある組織・個人だけです。
必ずしも特徴に合わせてトップレベルドメインを使い分けなければいけない、という訳ではありません。
商用でなく個人ブログでも「.com」は使えますし、非営利団体でも「.com」は使えます。

おすすめのトップレベルドメイン5選
ここから、具体的におすすめのトップレベルドメインを紹介します。
結論は、以下の5つの中から選べばOKです。
定番から選ぶなら
- .com
- .jp
- .net
費用で選ぶなら
- .work
サイトテーマで選ぶなら
・.yoga など
順番に解説します。
基本は定番の3つから選ぶ
先にも述べた通り、トップレベルドメインは580種類以上あります。そんなから選ぶなんて、なかなかできませんし、ひとつ一つ調べてたら時間がいくらあっても足りません。
そこでおススメするのが、以下の定番の3つです。
- .com
- .jp
- .net
世界のドメインシェア率を見ると、「.com」が圧倒しており、7割ほどを占めています。
次いで人気なのが「.net」です。

※出展:DomainState
また、国内においては「.jp」も利用者数を増やしており、日本語サイトだと認識される率も高いでしょう。
人間の脳は慣れているものを受け入れやすく、新しいものを拒絶しやすい傾向があります。
「.com」「.net」「.jp」であれば、誰しもが見たことのあるドメインなので、利用者もそれほど違和感なくアクセスすることができると思います。
費用で決める
定番の3つ以外を選ぶなら、費用で選ぶのもひとつです。
ただ、ここでの注意は、キャンペーンで安いドメインを選ぶのではなく、長期的な視点で検討してください。
ドメイン費用には取得費と更新費の2つが存在します。
そして、多くの場合は取得費よりも更新費の方が高く設定されています。
検討する際は3年程度のトータルコストで比較しましょう。
現時点での最安は「.work」です。
価格で決める、という人は「.work」で決まりです。
ドメイン | 取得費用 | 更新費 | 3年間の合計 |
.work | 1円 | 990円 | 1,981円 |
.com | 760円 | 1,280円 | 3,320円 |
.net | 899円 | 1,480円 | 3,859円 |
.jp | 2,340円 | 2,840円 | 8,020円 |
※参考:お名前.com(2020/01/29時点の価格)
サイトテーマで決める
サイトでどんな情報を発信するかが明確に決まっているなら、サイトのテーマでトップレベルドメインを決めるのもアリです。
「.yoga」「.shop」「.cafe」「.bike」「.camera」など、多様なトップレベルドメインが次々に登場しています。

※画像引用:aaya.yoga
例えば、ヨガクリエイターとして活躍されている ayaさんは、「aaya.yoga」というドメイン名でサイト運用されています。
イメージが合致していていいですよね。
新しいトップレベルドメインはライバルが少ない
新しいトップレベルドメインは、登場してからまだそれほど経っていないので、希望するドメインを取得しやすいという利点があります。
ドメインは短い方が望ましく、最小の文字数は3文字です。
しかし、最も登録数の多い「.com」では、3文字のドメイン名はすべての組み合わせが登録されてしまっている、という噂もあります。
新しいトップレベルドメインなら、「.com」で取得できなかったドメイン名でも取得できる可能性があります。
新しいトップレベルドメインは短縮しやすい
新しいトップレベルドメインは、ドメイン名を短縮しやすいというメリットもあります。
例えば、ヨガインストラクターの人がブログを立ち上げる場合、よくあるのが
- 〇〇〇〇yoga.com
ですが、
- 〇〇〇〇.yoga
と短縮できます。シンプルで分かりやすいですね。
トップレベルドメインを選ぶ際の注意点
トップレベルドメインを選ぶ際のポイントをお伝えしてきましたが、最後に気をつけるべき2つの注意点をお伝えします。
- ドメイン販売会社によって値段が違う
- サーバー会社のキャンペーンをチェック
詳しく解説します。
ドメイン販売会社によって値段が違う
ドメインの取得はどこでとっても性能に違いはありません。
しかしながら、ドメイン販売会社によって値段は違ってきます。
例えば、有名な「お名前.com」と「ムームードメイン」。
両者を比較してみるとこんな感じです。
※2020/01/29時点の価格
ご自身が取得したいタイミングによって各社のキャンペーン内容が異なりますので、ぜひいくつかのドメイン会社を比較したうえで決めてください。
サーバー会社のキャンペーンをチェック
ドメインを新規に取得する方は、サーバー会社のキャンペーンを必ずチェックしましょう。お得に契約できる可能性があります。
個人ブログを始めるには、以下の2つを契約する必要があります。
- ドメインの契約
- サーバーの契約
通常、ドメインは「お名前.com」などのドメイン販売会社で取得するのが一般的ですが、サーバー会社の中では新規契約時に「ドメイン永久無料プレゼント」といったものを実施している場合があります。
おすすめは以下のサーバー会社。定期的にキャンペーンを行っておりますし、大手なので安心です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日はドメインの末尾、「トップレベルドメイン」について解説しました。
トップレベルドメインはたくさんありますし、正直、何を選んでも問題ありませんが、どう決めていいか分からない場合は、次の5つの中から選ぶといいです。
ポイント
- 定番の3つから選ぶなら「.com」「.net」「.jp」
- 更新費用で決めるなら「.work」
- サイトのテーマで決めるなら「新しいドメイン」(.yogaなど)
インターネットが誕生したばかりの頃は、ドメイン末尾の選択肢は非常に少なく、「.com」と「.org」、それに「.net」があったかどうかという程度で、トップレベルドメインで頭を悩ませることもありませんでした。
しかし、今では選択できるドメインは、実用性の高いもの(.yoga)、面白いもの(.ninja)など、何百種類もあり、今後も増え続けるでしょう。
本日はこのあたりで。
こちらの記事が皆さまのドメインを考えるうえで参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。