
本日はこんなお悩みに答えます。
記事の内容
- フリー画像は大きく分けて2種類
- おすすめフリー画像サイト5選
- Googleを使った裏技も紹介
ブログを書いているとアイキャッチなどに画像を使用したい場合があります。
でも、ネットで落ちている画像を勝手に使ってしまったら、これは著作権的にアウトです。
「著作権ってナニ?」という方は、ぜひ勉強して欲しいのですが、「あいにく今ちょっと時間がない!」という方のために、おすすめのフリー画像を配布しているサイトを5つ紹介します。
しかも、今回紹介するサイトは「著作権表記不要」「商用利用可能」「無料」で使える、めちゃめちゃ便利なサイトです。
便利なので、ぜひブックマークすることをおすすめします。
✔本記事を書いた人
ucozi(@ucozi_ikeda)
フリー画像だからとって、何をしてもいいという訳ではない

フリー画像とは、主に無料で使用できる写真素材のことを指します。
ただし、フリーだからといって、何でも自由に使っていいという訳ではありません。
フリー画像は大きく分けて2種類
フリー画像には
サイト独自に利用規約が定められていて、その範囲の中で利用できるもの
CCO(パブリックドメイン)として、著作権を気にせず利用できるもの
の2種類に分けられます。
利用規約の定めの範囲で使用するフリー画像
利用規約とは、その画像を使用する際の細かなルールのことを指します。
規約の内容は配布サイトごとに異なりますので、注意が必要です。
例えば、Aの配布サイトでは加工OKだったのに、Bの配布サイトでは加工した場合にはクレジットが必要な場合があります。
他にも、個人利用はOKだが、商用利用ではNGといった場合もあります。
フリー画像は無料で使えると思ったのに、利用規約を守らずに料金が発生してしまった、なんてことになったら意味がありませんので事前チェックは必要です。
著作権を気にせず使えるフリー画像:CCO(パブリックドメイン)
一方、CCO(パブリックドメイン)の画像は著作権を放棄した素材なので、一切の制限なく自由に使うことができます。
やらないとは思いますが、CCOだけの素材を集めて販売しても、何の問題もありません。
CCOは使い勝手がいいのですが、残念ながら著作権フリーの素材を配布しているサイトは多くありません。
あったとしても複数のサイトを横断して検索するような場合が多く、出元が不明な場合があるので、いちいち確認する必要があります。
なので、現実的には本記事で紹介するようなサービスを、利用規約の範囲の中で使っていくのがおすすめです。
次から紹介するサイトは、2020年7月時点で「著作権表記不要」「商用利用可能」な「無料」のフリー画像サイトです。
ひとまずはこの中から選ぶといいでしょう。
とはいえ、利用規約は変更される場合がありますので、ご利用前に必ずライセンスを確認するようにしてください。
おすすめフリー画像サイト5選

これよりおすすめのフリー画像サイトを5つ紹介します。
前半の3つは海外のサービスを、後半の2つは国内のサービスを紹介します。
pixabay

※画像引用:pixabay
ドイツに本拠地を持つフリー素材配布サイトです。
写真画像は100万点以上が登録されており、写真以外にもイラスト(ベクター素材含む)は30万点以上、動画も数千点の掲載があります。
会員登録も不要で、原則、商用利用もOKです。
一部例外もあるようですが、ダウンロードページ右側に「Pixabay License」と表示されている素材を利用してれば問題ありません。
記載があれば、「著作権表記不要」かつ「商用利用可能」で使えます。
正直、このサイトだけ覚えておけばいいんじゃないかってくらい、使い勝手が抜群にいいです。
会員登録 | 不要 |
著作権表記 | 不要 |
商用利用 | OK |
加工 | OK |
サイトURL:https://pixabay.com/
ライセンス・利用規約:https://pixabay.com/ja/service/terms/
Unsplash

※画像引用:Unsplash
クオリティの高い写真素材150万枚以上も公開されているフリー画像のサイトです。
Unsplash の写真を使うだけで、ブログにおしゃれ感が生まれますので、本当に重宝します。
カテゴリもたくさんあって、個人的には人の写っている写真などを探すときにはとても使いやすいです。
たまに検索結果でぜんぜん違うものも引っかかりますが、思いもよらない写真に出会えるという点では、それもありです。
会員登録 | 不要 |
著作権表記 | 不要 |
商用利用 | OK |
加工 | OK |
サイトURL:https://unsplash.com/
ライセンス・利用規約:https://unsplash.com/license
BURST

※画像引用:BURST
BURSTはネットショップの運営を行うShopifyが運営するフリー画像サイトです。
扱っている素材はすべてCC0(ロイヤリティフリー)の著作権が放棄された画像なので、自由に使うことができて安心です。
会員登録 | 不要 |
著作権表記 | 不要 |
商用利用 | OK |
加工 | OK |
サイトURL:https://burst.shopify.com/
ライセンス・利用規約:https://burst.shopify.com/legal/terms
GIRLY DROP

※画像引用:GIRLY DROP
GIRLY DROP(ガーリードロップ)は日本人女子の二人組が運営しているフリー画像サイトです。
「おしゃれでガーリーな写真素材サイト」がコンセプトで、女の子っぽいガーリーな写真を商用利用・個人利用ともに無料で提供してくれています。
ブログだけでなく、SNSなどにも使いたい画像が満載です。
会員登録 | 不要 |
著作権表記 | 不要 |
商用利用 | OK |
加工 | OK |
サイトURL:https://girlydrop.com/
ライセンス・利用規約:https://girlydrop.com/about
ぱくたそ

※画像引用:ぱくたそ
ぱくたそは、ハイクオリティな風景画像から、フリー画像サイトでは希少な人物の写真までを多数揃えている素材配布サイトです。
日本人の人物を使えるということで、最近では大手企業の広告にもよく使われているのを目にします。
他にもテクスチャや背景素材などもあるので便利です。
会員登録 | 不要 |
著作権表記 | 不要 |
商用利用 | OK |
加工 | OK |
サイトURL:https://www.pakutaso.com/
ライセンス・利用規約:https://www.pakutaso.com/userpolicy.html
Google画像検索を使った裏技も紹介
番外編として、画像サイト以外で「Google」を使ったフリー画像の検索方法についてお伝えします。
通常、Googleの検索窓に希望するテーマのキーワードを入れて、画像検索をすると、テーマに沿った画像が表示されます。
しかし、これらの画像は著作権的に勝手に使用してはいけないものです。
そこで「検索窓」の右側にある「ツール」から「ライセンス」を選択すると、
- ライセンスでフィルタリングしない
- 改変後の再使用が許可された画像
- 再使用が許可された画像
- 改変後の非営利目的での再使用が許可された画像
- 非営利目的での再使用が許可された画像
の選択肢が出てきますので、「改変後の再使用が許可された画像」(=画像加工可能)を選択、出てきた画像の元サイトに移動してダウンロードして使用することができます。
Google検索は、ほんとすごいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日は無料で使えるフリー画像サイトを5つ紹介しました。
最後に注意点ですが、フリー画像をダウンロードしたらそのままブログに利用するのではなく、圧縮して画像のファイルサイズを小さくしてから使いましょう。
ファイルサイズを小さくすることで、ページの表示速度を少しでも早くすることができます。
反対に、読み込みに時間がかかってしまうと、ページから離脱してしまう率がかなり高くなる他、読み込みが遅いとGoogleからの評価も低くなり、SEO的には不利に働きます。
ですので、ダウンロードした画像は、ファイルサイズを圧縮するサービス(opimizilla)などを利用してサイズ調整を行ってください。
本日はこのあたりで。
今回の記事が、皆さまのお役に立てれば嬉しいです。
本日も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。