
SEOでは「内部対策」も大事って聞きました。内部対策って何ですか?具体的には何をしたらいいのでしょうか?
初心者にも分かるように教えて欲しいな
本日は、こんなお悩みにお答えします。
本記事で分かること
- ブログSEO内部対策とは?
- ブログSEO内部対策の具体的なやり方
SEO対策は大きく「外部」と「内部」の対策に分けられますが、今回は内部対策について解説します。
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、「検索エンン最適化」を意味します。これは、GoogleやYahooなどの検索エンジンで、検索結果にあなたのブログを上位表示させるための施策のこと。
本記事では10種類の内部対策の具体的な方法を紹介。初心者ができるものだけを厳選しました。どれも効果がある対策なので、ぜひチャレンジしてくださいね。
✔本記事を書いた人
ucozi(@ucozi_ikeda)
SEOとは?検索順位が決まる仕組み
SEO内部対策について解説する前に、まずGoogleの検索順位がどう決まるのか、その仕組みについて簡単に抑えておきましょう。
大きく分けると、以下の3つのステップで検索順位は決まります。
- クローラーが訪問する
- インデックスされる
- ランキングされる
クローラーとはGoogleのWeb上の情報を収集するプログラムのこと。あなたのブログ記事をはじめ、世界中の情報を集めています。
クローラーが持ち帰った情報は、Googleのデータベースにインデックス(登録)され、順位が決定されます。
つまり、SEO対策とは下記の対策を行うこと。
- Google(クローラー)の訪問を促す
- Google(クローラー)に正しく内容を伝える

と思うかもしれませんが、大丈夫。Google以外にも「Yahoo!」といった検索エンジンがありますが、Yahoo!はGoogleと同じ仕組みを利用しています。
国内の検索エンジンは、GoogleとYahoo!だけで9割を超えていますので、みんなGoogleの検索システムを利用しているということになります。
なので、SEOではGoogleを意識して対策すればOKです。

検索順位が決まる仕組みについては、以下の記事で詳しく解説しています。
SEO対策は「外部」と「内部」の2種類
冒頭でも、SEO対策は大きく「外部」と「内部」の対策に分けられると言いました。
SEOの「外部対策」とは、あなたのブログの外で行うSEO対策のこと。具体的には被リンク数を増やすなどの施策などがありますが、あなたのブログ以外で行う対策のため確実性がなく、即効性もないのが難点。
一方で「内部対策」はその名のとおり、あなたのサイト内で行うSEO対策。その気になれば、今すぐ実行できます。
SEO内部対策は、必要ない?
最近では、あまりSEO内部対策の重要性をきかなくなってきました。
理由は、WordPressのテーマがすでに優れものだから。
WordPressでブログを作成する場合、「テーマ」と呼ばれるものが必要になりますが、有料テーマではすでに内部施策が施されているものが多く、あまり知識がなくても有料テーマのおかげでばっちりSEO対策が取れていることが多いからです。
WordPressテーマについては、以下の記事で詳しく解説しています。

と思うかもしれませんが、なかなかそうもいきません。
良質なコンテンツを作成しているはずなのに成果が出てないということであれば、内部対策が不十分な可能性が大です。これから紹介する方法をぜひ試してみてください。
内部対策の具体的な方法10選
それではいよいよ具体的なSEOの内部対策について解説していきます。
【SEO対策①】Googleの訪問を促す5つの対策
まずは検索エンジンの巡回を促すための5つの対策を紹介します。それぞれ詳しくみていきましょう。
【①-1】XMLサイトマップを作成する
XMLサイトマップは、Googleのクローラーに対してどんなページが存在しているかを伝えるファイル。クローラーがサイト内を巡回する手助けになります。
WordPressを使っている人ならプラグインを利用することで簡単に設定できます。
XMLサイトマップの作成方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
【①-2】内部リンクを最適化する
内部リンクは積極的に活用してきましょう。内部リンクがあることによってクローラーが巡回しやすくなります。
ポイントは以下の2つ
- SEOキーワードを使う
- 不要なリンクは省く
リンク部分のテキスト(のアンカーテキスト)には、リンク先のページ内容が分かるように設定します。「この記事」や「こちら」のようなテキストは内容が分からないので避けましょう。
また、とび先のURLを直接貼付けているサイトもありますが、これももったいないです。理由は先ほどと同じで、クローラーもどのようなリンクなのかを判断できないためマイナス評価となります。

【①-3】パンくずリストを設置する
パンくずリストとは、通常ページの上部に表示されているもの。訪問者が、今時点でサイトのどこの階層にいるのかを伝えるリンクのことです。
ユーザーにとっても、検索エンジンにとっても有益なもので、 SEO効果も高いですWordPressを使用していれば、プラグインなどで追加することが簡単にできます。

【①-4】SSLを適用する
SSLとは「Secure Sockets Laye」の略で、Webサイトから送信される情報を暗号化する技術のこと。具体的にはWebサイトのURLが「http」→「https」に変わり、暗号化されるとURL欄の左側に「鍵マーク」がつくようになります。
SSL化をしていないと、以下の2つのデメリットがあります。
- 個人情報やデータが盗まれるリスクがある
- Googleが検索結果に表示してくれない
Googleは2017年1月に「httpsに暗号化されていないサイトには警告を表示する」と公式にアナウンスしています。

クイックインストールについての詳細は以下の記事で詳しく解説しています。
【①-5】URLを正規化する
URLの正規化とは、複数あるURLを1つに統一することです。
例えば、「www」が「ある場合」と「ない場合」のどちらでもアクセスできたり、末尾に「index.html」が「ある場合」と「ない場合」の両方が存在したり、といった状態を放置していると、複数のURLが存在することになります。
具体例を挙げると、こんな感じ
- http://www.example.com/
- http://example.com/
- http://www.example.com/index.html
- http://example.com/index.html
- https://www.example.com/
- https://example.com/
GoogleはURLごとに評価を行っていますので、この状態では評価が分散されて正しく評価されません。
これをひとつにまとめて正しく評価してもらうための対策が「URLの正規化」です。
URLのチェック方法や正規化する方法はGoogleの公式ページ「重複した URL を統合する」で詳しく解説しています。
【SEO対策②】Googleに正しく内容を伝える5つの対策
次に、検索エンジンの巡回を促すための5つの対策を紹介します。それぞれ詳しくみていきましょう。
【②-1】ページタイトル(h1)にキーワードを含める
Google(クローラー)にコンテンツの内容を正しく伝達するための対策の基本中の基本。記事のタイトルにはSEOキーワードを必ず含めましょう。
最近では検索エンジンの精度が上がっており、タイトルにSEOキーワードがなくても検索結果の上位に表示されるようになってきました。
とはいえ、SEOキーワードを使わずに上位表示を狙うのは不可能に近いので、タイトルにはキーワードを入れましょう。検索ユーザーがひと目で何が書かれているのか理解でき、クリックされやすいという利点もあります。
SEOキーワードってなに?という方は、以下の記事で詳しく解説しています。
【②-2】meta descriptionを最適化する
メタディスクリプションとは、Googleで検索した結果、ページのタイトルの下に表示される説明文のこと。
Googleのクローラーが情報収集をしているので、SEOキーワードを含めて書きましょう。
書き方のポイントについては以下の記事で詳しく解説しています。
【②-3】見出しタグ(h1~6)で文章構造をハッキリさせる
見出しタグとは「hタグ」とも言われ、読者と検索エンジンのそれぞれに記事の構成を伝えるために使用するタグのこと。「h」は「head」を表します。
見出しタグは<h1>、<h2>、<h3>と表示され、1~ 6まであり、検索エンジンのクローラーが巡回してサイトを見つけたとき、どんな内容が書かれているかを適切に理解しやすくする効果があります。
使用する際のポイントは、以下の3つ。
- ページ構成と関係ないところで使わないこと
- 見出し1<h1>は1ページに1つ
- 見出しタグの順番を守ること
見出しタグは数字の若い順から使用することが鉄則。例えば、<h2>の後に<h3>を使わずに<h4>がくる、といった使い方はしません。

【②-4】画像のaltタグを適切に使う
「altタグ」は画像を説明するテキストのことで、「代替テキスト」とも呼ばれます。Googleはこの「altタグ」を読み取ることで画像が何を表しているのかを判断しています。
また、万一画像が表示されない場合もaltタグを設定しておくことで、どんな画像かを読者に伝えられます。
altタグの設定はHTMLで
上記の「ここに説明文を入力」の箇所にテキストを設定します。
【②-5】引用タグを使用する
Googleはコンテンツの「無断複製」を禁止しています。
とはいえ、他サイトの資料を主張の補足資料として使用したいといった場合もあるはずです。そんな時は、引用タグ(blockquoteタグ)を使えばOK。コピーコンテンツではなく「引用」であることを示せば問題ありません。
また、最近ではコンテンツの内容の信憑性を示すために、信用性の高いサイトからの「引用」を用いた方がいい場合もあります。

【SEO対策③】おまけの対策
おまけの対策ですが、それはずばり、「有料テーマの導入」です。
あなたのブログに訪問してくれたユーザーが閲覧しやすいよう、ユーザビリティを高めて上げることでSEO効果を高めることができます。ユーザビリティが良ければ、被リンクの獲得にも役立ち、外部SEO対策にもつながります。
ユーザビリティを向上させるには、
- 文字サイズを適切にする
- ページの読み込みスピードを高める
- レスポンシブデザインにする
といった対策がありますが、有料テーマを導入すれば簡単に対応できます。
本ブログでは、有料テーマ「AFFINGER(アフィンガー)」というテーマを使用していますが、手軽に使えて便利です。
AFFINGEについては以下の記事でも詳しく解説しています。
まとめ|質が高いコンテンツが前提条件
いかがでしたでしょうか?
本日はSEOの内部対策について、10個の対策を紹介してきました。
しかしながら、あくまでも大前提は良質なコンテンツの作成が大事。今回レクチャーした対策を行っても、記事の質が低ければほとんど意味はありません。
検索結果で上位を取りたければ、最も時間をかけるべきは圧倒的に良質なコンテンツの作成です。頑張って記事を書きましょう。
本日はこのあたりで。
今回の記事が、皆さまのお役に立てれば嬉しいです。
本日も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
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