いまいち、ブログ記事のタイトルの付け方って分からないんだよな… 有名ブロガーみたいな記事タイトルの書き方について、具体的に教えて欲しい。できれば例文もあるとうれしいな。
本日はこんなお悩みにお答えします。
本記事で分かる内容は以下のとおり。
- 思わずクリックされる記事タイトルのポイント【7選】
- 良い記事タイトルとは?タイトルに求められること
- 記事タイトルチェックは「誰の」「どんな悩み」を解消できるのかの視点で
✔本記事を書いた人
ucozi(@ucozi_ikeda)
この記事を書いている私は、ヨガスクールで宣伝部長として働いています。
仕事を通じて得た情報をもとに、信頼性の高い記事をお届けしています。
記事のタイトルを付けてみたけど、いまいちパッとしない…。
この気持ち分かります、私も苦手です!
ということで、今回、改めて効果的なブログ記事タイトルの書き方について、ポイントを整理しました。
「思わずクリックさせる記事タイトルの書き方」について、徹底網羅。
本記事を読んでいただけば、インパクトあるタイトルを付けることができるようになります。
記事を読む・読まないは、記事タイトルで決まる
ブログにおいて、記事タイトルはとても大事。
当たり前ですが、読み手はいちばん最初に記事のタイトルを読みます。
タイトルによって、読者がブログ記事を読むか・読まないかを判断します。
だから、記事タイトルが魅力的でないと、どんなに一生懸命書いた記事も読んでもらえません。
また、記事タイトルがイマイチだとSEO的にも良くありません。
記事タイトルがイマイチ
記事がクリックされない
サイトの滞在時間が増えない
googleに良質な情報を発信しているサイトと認めてもらえない
となります。
反対に、クリックされやすい、魅力的な記事タイトルを書くことができれば、滞在時間が延びて検索上位に表示される可能性が高まります。
思わずクリックされる記事タイトルのポイント7選
ではこれより、魅力的な記事タイトルを書くためのポイントを紹介します。
ちなみに、今回紹介するポイントは全部を盛り込む必要はありません。
無理に入れると文章的におかしくなり、意味が通じなくなる可能性があります。
そしたら結局クリックされなくなりますので。
上手くチョイスして活用してみてください。
紹介するポイントを使えば、コピーライターがつくるキャッチコピーのような秀逸な記事タイトルがつくれるようになります。
では、順番に見ていきましょう!
ポイント1:狙ったキーワードを含める
記事タイトルを書く際は、狙ったキーワードを含めましょう。
理由は2つです。
Googleのため
悩みを抱えている読者のため
Googleは検索結果を表示するための情報収集として、ある程度タイトルを重要視しています。
タイトルに書かれているキーワードを見て、「この記事にはこんなことが書かれているぞ」という情報を集めています。
なので、記事タイトルにキーワードが含まれていないと、正しく記事の内容をGoogleに伝えることができません。
また、読者はGoogleなどの検索エンジンで検索すると、結果が画面に表示されます。
ここで初めに目にするのは、当たり前ですが「記事タイトル」です。
記事タイトルにキーワードが含まれてないと、「これには自分が知りたい情報が書かれていそうだ」という期待値を上げることは難しいでしょう。
なので、記事タイトルにキーワードを入れるのは、大事です。
キーワードは左詰めって本当に大切?
キーワードは左詰めで書く、という原則をよく耳にしますが本当でしょうか?
試しに、「ブログ」「タイトル」「書き方」でGoogle検索してみましょう。
結果は下記です。
必ずしも左詰めが有効ということではないようですね。
驚くことに、狙ったキーワードが含まれてもないです。
これは、Googleの検索アルゴリズムが進化しているためと考えられます。
キーワードが完全に一致していなくても、読者の悩みを解決できそうな記事をGoogleでは判別しているようですね。
とはいえ、狙ったキーワードを別のキーワードで狙うのは難しいと思います。
なので、基本は狙ったキーワードを記事タイトルに含めましょう。
ポイント2:記事タイトルの文字数は全角で30文字程度
記事タイトルの文字数ですが、PCとスマホによって表示される文字数が異なります。
PCとスマホの検索結果を見てみましょう。
<PC版の検索結果>
<スマホ版の検索結果>
- PCで表示されている記事タイトルの文字数は26~30文字程度
- スマホで表示されている記事タイトルの文字数は32~33文字程度
となっております。
PCの場合は1行、スマホの場合は2行で表示されていますね。
こちらはGoogleの結果ですが、Yahoo!の場合でも異なります。
これらを考慮すると、記事タイトルは全角で30文字程度に留めるのが無難となります。
文字数の数え方
ちなみに、文字数の数え方ですが、全角の場合「1」、半角英数字は「1/2」でカウントします。
つまり
- グーグル ⇒ 4文字
- google ⇒ 3文字
となります。
ポイント3:記号を使う
記事タイトルでよく見られる記号といえば「!」や「?」ですが、あまり多様してしまうと胡散臭くなります。
そんな時は、以下の記号を上手く使いましょう。
- 強調するときは【】<>を使う
- 区切るときは「・」「/」「|」を使う
人は文章を左から右に向かって読みます。
なので、【】などで強調したい場合は、記事タイトルの始まりに使うと効果的です。
また、うまく単語と単語が繋がらないと感じたら区切りで「|」など使用すると便利です。
・【もう悩まない】初心者が押さえたいブログの書き方の基本●個
・初心者向け!読まれるブログの書き方|ブログを書く順番を理解するとスラスラ書ける!
こんな感じです。
ポイント4:数字を使う
数字を記事タイトルに入れると、それだけで説得力が増します。
「ナンバー法」と言われる手法です。
有名な名言で例をだせば、
「天才とは1%のひらめきと、99%の努力である」(エジソン)
があります。
これを
「天才とは僅かなひらめきと、膨大な努力である」
と言っても、それほどインパクトはありませんよね。
数字は「5」以下がおすすめ
「マジックナンバー7±2」というのを、聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
これはアメリカの認知心理学者「ジョージ・ミラー」が1956年に提唱したものです。
しかし、2001年にミズーリ大学の心理学教授である「ネルソン・コーワン」が発表した論文によると、「4±1」がマジックナンバーとされています。
マジックナンバーとは、人が短期的に記憶できる限界数を表したもの。
短期的な記憶とは、数十秒~数分で忘れてしまう記憶のことです。
例えば「ブログの効果的な書き方」をテーマにした記事があったとして
- ポイント9選
- ポイント3選
とあった場合どちらを読みたくなるでしょう?
まずは手っ取り早く知りたいという人はハードルの低い「3選」の方を選びますし、9だと読み終わった時点で覚えられていません。
ということで、ブログ記事で思わずクリックしてしまう数字としては、3~5の数字を推奨します。
と言いながら、この記事では「7」を選んでしまいましたがご愛嬌で…。
ポイント5:目を引く単語を入れる
言葉をひとつ加えるだけで、より強いイメージを与えることができます。
例えばこんな言葉です。
- 解決済み
- 最新
- 最速
- 新常識
- 誰でも
- まとめ
- 完全版
- 絶対
- 必見
- 必須
- 秘訣
- 無料でできる
- 秘密を大公開
上記の言葉は、先ほど紹介した記号【】と相性がいいです。
組み合わせて記事のタイトルに使うことで、興味を引くことができます。
ポイント6:ターゲットを明確にする
記事のタイトルは、対象を絞り込む程鋭さを増します。
どんな人へ向けた記事なのか、ということを盛り込むことで、「あ、私のための記事だ!」と感じてもらい、クリックさせることができます。
例えばこんな書き方です。
- 初心者ブロガーが押さえておきたい~
- 0から始めるブログ入門
- アラサー30代女性の婚活方法
- ブログを始める前に知っておきたい~
と思うかもしれませんが大丈夫。
自分と関係ない記事でも、記事のタイトルに惹かれてついついクリックした経験は、皆さんにもあるはずです。
反対に、みんなに届くように書いた記事のタイトルほど、誰にも届かない言葉だったりします。
ポイント7:ハードルを下げる言葉を入れる
最後に紹介するのは、「ハードルを下げる言葉を入れる」です。
つまり、「難しいのは嫌だな」と考える読者の深層心理に対して、「簡単さ」「シンプルさ」「わかりやすさ」を伝えることで、安心して記事を読み進めることができます。
具体的にはこんな言葉です。
- 意外と簡単
- これで十分
- たったこれだけ
- イチから分かる
- おすすめ
- 簡単
- 誰でも
- 無料
- 初心者向け
- 実例つき
わかりやすさをアピールするだけで、記事を読んでもらいやすくなります。
良い記事タイトルとは?タイトルに求められること
今まで記事のタイトルを書くためのポイントを解説してきましたが、そもそも「良い記事タイトルとは何か?」についても考察しましょう。
良い記事タイトルの基準は、たったの2つ
良い記事のタイトルは、下記の2つに分けられます。
- この記事を読むことで「何を得られるか」が具体的かつ簡潔に伝えられている
- 驚きやインパクト(気になる!)がある
良い記事のタイトルは、良い本のタイトルにも共通していますので、本を例に見てみましょう。
アマゾンで「売れているビジネス書」ランキング(8月2日~8日)にランクインされている下記の書籍です。
- さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0(トム・ラス著、日本経済新聞出版社)
- 仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方(松村真宏著、東洋経済新報社)
- 会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方(大手町のランダムウォーカー著、KADOKAWA)
『ストレングスファインダー』は「b」に該当すると思います。
「才能に目覚めよう」とは目を引く強い言葉を使っており、ついつい目が留まってしまいます。
一方、『仕掛学』や『楽しい決算書の読み方』は、「人を動かすアイデア」や「クイズを解くだけで財務3表がわかる」といったように、より具体的な内容を伝えていますので、「a」のパターンに分類できます。
どれも、良いタイトルですね。
記事タイトルチェックは「誰の」「どんな悩み」を解消できるのかの視点で
最後に、記事のタイトルを書いた後のチェック方法について触れておきます。
インパクトのある強い言葉を並べただけでは、良い記事タイトルとは言えません。
ポイントは、
ポイント 誰のどんな悩みを解消できるのか
を意識して書くということ。
これはブログに限ったことではなく、人に何かを伝えようとしたときに、とても大事なポイントだと思っています。
自分でもたまにできていないことが多いので、特にこのポイントは意識して、ブログを書くときは一番初めに文章化するようにしています。
「誰の、どんな悩みを解消するのか?」を意識していないと、ほぼ、記事のメリットが伝わりにくい内容に仕上がるので、ぜひやってみることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はブログ記事のタイトルの書き方について、思わずクリックされるポイントをまとめて紹介しました。
ついつい、記事の本文を書くことに集中し過ぎて、最後に記事タイトルを考える頃には力尽きている、という方も多いのではないでしょうか。
しかし、本記事で紹介したように、「記事タイトルが悪い=記事が読まれない」ということですので、せっかくの本文も無駄になります。
もし、記事のタイトルの書き方を適当に考えていたら、今すぐに見直して欲しい部分になります。
記事タイトルをテコ入れするだけでも、読んでもらう確率というのは驚くほど変わってくるので、ぜひいろいろ試してみてくださいね。
本日はこのあたりで。
今回の記事が、誰かのお役に立てれば嬉しいです。
本日も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
ブログ内で紹介した書籍