本日はこんな疑問にお答えします。
「ホームページって、本当に必要?」
「何か役に立ってるの? 」
「そもそも、意味あるの?」
そんな疑問を感じているフリーランスの人も多いかと思います。
Twitterや Instagram、YouTubeなどが全盛期の今、ホームページ集客と聞いてもひと昔前の方法に聞こえるかもしれません。
確かに、この時代にSNSを使用しないのは「もったいない」としか言えません。でも、ホームページを活用したら、相乗効果が期待できるといったらどうでしょうか?
ということで、本記事では改めてホームページの役割や存在意義についてまとめてみました。集客に課題を抱えている方は、ぜひご覧ください。
✔本記事を書いた人
ucozi(@ucozi_ikeda)
時代の流れをチェック
ホームページが必要と主張する根拠を示す前に、今の時代の流れをチェックしておきましょう。
ポイントは以下の2点です。
- インターネットはもはや無視できない時代
- 仕事獲得に悩むフリーランスは3人に1人
インターネットはもはや無視できない
※画像引用:モバイル社会研究所
2021年の調査によると、スマホの所有率は92.8%とのこと。つまり、ほとんどの人がスマホを所有していることになります。
年代を問わず手元にはスマホがあり、時間や場所を問わずインターネットに接続できる環境が整っています。インターネットの活用は、もはや無視できない時代なのは間違いありません。
仕事獲得に悩むフリーランスは3人に1人
ランサーズ株式会社が全国の20〜60代の3,094人を対象に行った調査によると、日本におけるフリーランスは1,100万人と推計しており、直近5年間で約19%も増加しています。
この調査ではフリーランスの仕事の獲得状況についても調査しており、「十分に獲得できている」「概ね獲得できている」と回答したのは全体の26.4%でした。
この調査結果からみても分かるとおり、フリーランスの案件・顧客の獲得は容易ではありません。そうした状況で、より多くの案件・顧客を獲得するために取り組みたいのが、「ホームページの開設」です。
その理由については、次の章で詳しく説明します。
ホームページのメリットは5つ
ホームページを持つメリットは、主に以下の5つです。
- 信用度がアップする
- SNSの弱点を補完できる
- 営業しなくていい
- 何者かになれる
- 人間性が現れやすい
順番に解説します。
① 信用力がアップする
ホームページがあることによって、「信用力」は格段にアップします。企業案件を狙いたいなら、ホームページは必須ツールといっても過言ではありません。
僕が企業に務めているからかもしれませんが、フリーランスにお仕事をお願いする際、必ずホームページのある、なしはチェックします。
理由は2つ。
- リスクを減らすため
- 上司を説得するため
リスクを減らすため
はじめてお仕事を依頼する場合、企業の担当者は「報酬に見合った成果を出してくれそうか」といった不安を抱えています。
なので、ホームページで経歴や資格、実績などのプロフィールを載せておくことは、不安の解消に役立ちます。
反対に、ホームページを持っていないと、「本気でビジネスとして取り組んでいるの?」「お小遣い稼ぎなんじゃないの?」「途中で投げ出したりしないよな…」といったマイナスイメージを持たれてしまう可能性もあります。
上司を説得するため
会社にはいろいろな手続きがあります。外部の方にお仕事をお願いするには、決定権を持つ人にその人が相応しいということを証明する必要があります。
もし僕の部下が、なんの根拠も示さず提案してきたら、問答無用で却下です。
なので、先程と同様、ホームページで経歴や資格、実績などのプロフィールを載せておくことは、上司の説得にも役立ちます。
②SNSの弱点を補完できる
TwitterやInstagramなどのSNSでは発信しにくい情報を、見やすく整理して掲載できるのがホームページの強みです。
SNSの弱点は2つあります。
- SNSはフローメディア
- 強い宣伝は嫌われる
SNSはフローメディア
SNSはコンテンツがフロー(流れる)していくメディアと言われています。
リアルタイムでユーザー(お客さまなど)とコミュニケーションを取ったり、今だからこそ価値が高い旬な情報を拡散していくのには向いています。
一方で、過去の投稿が読み返されることはあまりません。つまり、体系的に順序立てて伝えるのには適さないメディアです。その点は、ホームページの方が有利です。
強い宣伝は嫌われる
もうひとつの弱点は「SNSで宣伝は嫌われる」という心理的な問題。プライベート性の強いSNSでは、力強いPRは不向きです。
例えば、やたらと自分のセミナーや事業の宣伝ばかりする人や、本当は凄くないのに凄いと見せかける人。こういう投稿の多い人は、嫌われやすいです。
なので、うまくSNSを活用している人は、「SNS」⇒「ホームページ」という流れを意識的につくっています。
SNS+ホームページが集客の鉄則
SNSの弱点をホームページで補完することで、集客は劇的に変化します。
- SNS = 看板
- サイト = お店
上記のように考えると理解しやすいかもです。
あなたを「路地裏にあるお店」と例えると、まずやらなければならないことは「知ってもらう」こと。その役割を果たすのが「看板」であり、「SNS」です。SNSで興味を持ってくれた方をホームページに誘導すれば、仕事の受注に結び付きやすくなります。
SNSとホームページ、「どちらを使えばいいのか?」ではなく、「どちらも使う」が正解です。
③営業しなくていい
僕も含めて、世の中には「自分のことをアピールするのが苦手で…」と悩んでいる方が意外と多いです。
そんな、自分を売り込むのが苦手な人ほど、ホームページは心強い味方になります。口頭では言いづらい自分の強みは、ホームページに文章として書いておけばいいからです。
また、ホームページを持つとビジネスブログをホームページ内に書くことができます。ブログを通じて、自身の専門性やスキルを活かしたコンテンツを発信していれば、あなたの強みをより効果的にアピールすることが可能です。
ホームページを使った営業については、以下の記事で詳しくまとめてあります。
≫ 営業が苦手でも克服しなくてOK、フリーならホームページを育てよう
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ブログで集客できる
ブログはSEOという手法を駆使することで記事が検索に引っかかり、検索エンジン経由であなたのサービス・商品について知ってもらえるチャンスが増えます。
また、検索結果の上の方に表示されると副次的なメリットもあって、「支持されている」「人気がある」「信用が高い」と錯覚してもらえやすいです。
検索エンジンからの集客については、以下の記事で解説しています。
≫ 初心者のためのブログ集客の方法【コツは導線を意識すること】
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④何者かになれる
ときに、「何を言うか?」よりも「誰が言うのか?」の方が大事なことってたくさんあります。
例えば、イチローからのアドバイスと、単なる野球ファンのおじさんからのアドバイスは、同じことを言われていても刺さり方が違います。
当然ですが、みんなイチローのアドバイスを信じるはず。これは、おじさんが「何者でもない」からです。
ビジネスで影響力を高めるには「何者かになる」必要があります。
「何者か」とは「専門家」
「何者か」とは、ずばり「専門性」です。
「〇〇に詳しい人といえば、△△さんだよね」というように、多くの人から認知される必要があります。ホームページは、この「専門性の認知」を積み上げるのが得意です。
あなたが専門性を発揮できる領域について、ホームページのブログを通じて発信し続けることで、「専門性の信頼」が積み上がっていきます。
過去の自分が抱えていた悩みを発信すればOK
「人よりも優れた専門知識なんて、持ってないよ」思うかもですが、問題ありません。ターゲットを「過去のあなたと同じレベル」の人たちと設定すればOKです。
「自分が過去に悩んだ内容」は、今現在、他の誰かが悩んでいる内容でもあります。なので、自分がその問題を解決した時の手順を発信してあげれば、立派に専門性を発揮できます。
ブログ記事で何を書いたらいいかについては、以下の記事で解説しています。
≫ 書きたいことを書いてはいけない【ブログの基本は読者ファースト】
書きたいことを書いてはいけない【ブログの基本は読者ファースト】
本日はこんなお悩みにお答えします。 ブログで記事を書く際の心得は、「あなたが書きたいことは書いてはいけない」です。 「どういうこと?」と思うかもしれませんが、これはブログの ...
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⑤人間性が現れやすい
ブログには人柄や人間性が出ます。
自分で無自覚に選んでいる言葉や文章には、自分の本音が隠れている場合があります。言葉使いにその人の人格が透けて、まさに本性というか本能が出るので面白いのです。
文章は人のイメージを決定づける大切な要素です。
自分を知るきっかけにも
「自己開示」は親しい人間関係を形成する上で重要な役割を果たします。
自己開示、つまり自分の考えや気持ち、あるいは価値観や人生歴などをブログに書くことで、読者との距離を縮める効果があります。
ブログでは、この「自分の考え」が大事になってきますが、たまに「あ、自分てこんなこと考えてるんだ」と感じる場面が少なくありません。
ブログとは、「書く瞑想」(ジャーナリング)に近い効果があるかもしれません。自分の感情に気がついたり、自分の心を整えたりするときにも役立ちます。
まとめ
本記事のまとめです。
今後ビジネスをするなら、インターネットを使った情報発信は、もはや避けて通れません。日本のインターネット利用者数は人口の9割を超えてさらに増加を続けています。
そうなると、ホームページが無いデメリットは、今後ますます大きくなります。「ホームページはあって当たり前」と考える人々の割合が、年を追うごとに上昇しているからです。
反対に、ホームページを持つことでメリットもあります。具体的には以下の5つです。
ポイント
- 信用度がアップする
- SNSの弱点を補完できる
- 営業しなくていい
- 何者かになれる
- 人間性が現れやすい
SNSを活用している人も多いと思いますが、SNSとホームページを組み合わせることで、集客は劇的に変化します。
まだ、ご自身のホームページをお持ちでないという方は、この機会にぜひ検討してみてください。
ホームページの作り方については、以下の記事で解説しています。
≫ 【初心者向け】ホームページ・ブログの始め方<完全ガイド>
【初心者向け】ホームページ・ブログの始め方<完全ガイド>
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本日は以上です。
この記事がどなたかのお役に立てたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。