
オンラインヨガレッスンを始めてみたいけど、何から始めたらいいの?
オンライン配信っていろいろ種類があるけど、どれを選んだらいいのかな?
本日はこんなお悩みにお答えします。
本記事で分かること
- オンラインヨガに必要な機材が分かる
- オンラインヨガを提供するまでの手順が分かる
- おススメの予約サービスが分かる
感染症の流行に伴って、急速にオンラインへの移行が迫られています。
そろそろオンラインヨガにも対応しないとやばい
そうは思っていても、「何をどうしていいか分からない」と焦っている方も多いはず。そこで、本記事ではオンラインヨガレッスンを始めるうえで必要な機器や手順などを解説します。
✔本記事を書いた人
ucozi うこじ(@ucozi_ikeda)
この記事を書いている私は、ヨガスクールで宣伝部長として働いています。
仕事を通じて得た情報をもとに、信頼性の高い記事をお届けしています。
オンラインヨガに必要な機材
オンラインヨガレッスンを始めるために必要な機材は以下の通り。
必ず用意するもの
- パソコンやタブレット
- インターネット環境
- イヤホン
- ビデオ会議ツール(zoom)
あると便利なもの
- WEBカメラ
- サイドテーブル
それぞれ解説します。
ノートパソコンやタブレット
可能であればノートパソコンを準備しましょう。
画面の小さいスマートフォンだと生徒さんの様子を確認しづらいので、正直あまりおススメしません。最近は「パソコン持ってない」という人も増えてますが、ビジネスするならあった方がいいです。
タブレットでもいいけど、パソコンの方が尚よし

という質問もよくもらいますが、私は「できたらパソコンを」と伝えています。なぜなら「Wi-Fi接続が悪くて回線が遅い…」なんて事態も割と頻繁にあるので。
パソコンなら、有線LANケーブルでネット回線とつなぐことができるので、最も安定した通信環境を整備するなら、パソコンがおすすめです。
ちなみに、パソコンを使うメリットとして、Zoomというアプリを使った場合、画面に表示できる人数はパソコンが一番拡張できます。
生年月日 | 表示人数 |
スマートフォン | 4人まで |
タブレット(iPad) | 16~25人まで |
ノートパソコン | 最大49人まで* |
*最大表示人数は、パソコンのスペックによって異なります
初期費用を抑えたいなら、中古PCも検討
「パソコンなんて高くて買えないよ…」
という方には、中古PCがおすすめです。
例えば、ZOOMで使用するなら、下記のスペック以上が推奨されています。
- CPU:デュアルコア2GHz以上(i3/i5/i7またはAMD相当)
- メモリ:4GB以上
電気屋さんで購入すると、10万円前後で買えると思いますが、中古PCなら2万円以下で購入できます。

インターネット環境
先ほどと被りますが、オンラインレッスンを配信するならインターネット環境は最も重要です。安定した通信環境を確保しましょう。
オンラインレッスン中に音声や映像が途切れると、見ている生徒さんにはかなりのストレスです。
自宅でネットにつなげる回線は3種類
自宅から配信する場合、ネットとつながる回線は3種類あります。
- スマホのネット通信(LTE)
- モバイル Wi-Fi(WiMAX/LTEなど)
- 光回線
結論から言うと、安定した環境でネットを繋げるなら「光回線」がベストです。
光回線なら通信速度が安定している上に容量制限がありません。
オンラインレッスンなどの映像の配信は容量が大きいです。
「なんかつながりにくいなぁ」と不思議に思っていたら「容量オーバーだった」みたいなリスクは避けなければいけません。
その昔、私は「モバイル Wi-Fi」を使用してて上限を超えたことがあります。
そうなるともう、使い物になりません。
ちなみに、光回線の業者選びで悩んだら、「NURO 光」がおすすめです。
いろいろ比較した結果、我が家も「NURO 光」に決めました。
イヤホン
ノートパソコンやタブレットにもスピーカーがついていますが、できればイヤホンを準備しましょう。
ノートパソコンのスピーカーから生徒さんの音声を流すと、さらにノートパソコンのマイクがその音声を拾ってしまい、聞きづらいです。
骨伝導イヤホンも人気
最近、ヨガインストラクターの中で「骨伝導イヤホン」を使用する人が増えています。
理由として、「骨伝導イヤホン」は耳をふさがないことが利点となっています。
長時間イヤホンを使用することで耳のトラブルを訴える事例も増えてきているため、骨伝導イヤホンが注目されています。
骨伝導イヤホンについて知りたい方は、こちらの記事にまとめてあります。
ビデオ会議アプリ(zoom)
今であれば「zoom」の一択だと思います。
理由は利用者が一番多いから。
オンラインレッスンでは、細かなトラブルがしょっちゅう発生しますが、最も多いトラブルが「ログインできない問題」。
「入り方が分からないから、入れない」というケースは多いです。
いくら良いレッスンをしてもその前の案内でトラブルになると参加者の満足度は下がってしまいます。
なので、多くの人が使い慣れている「zoom」を選択するのが、今時点のベストだと思います。
WEBカメラ
ここから紹介する2つは、必須ではないけれど、あると便利な機材です。
一つ目はWEBカメラ。
最近はパソコンにカメラが内蔵されているので必要ないと思うかもしれませんが、「解像度」をチェックしましょう。
例えば、私のノートパソコンの場合、解像度が「30万画素」です。
- ノートパソコ
:30万画素 - iPhone搭載カメラ
:外向きが1200万画素
:自撮りが700万画素 - WEBカメラ
:720〜1080万画素
WEBカメラは数千円〜買えますので、ノートパソコンにカメラがついてない場合やカメラの解像度が低いなら、購入必須です。
どんなWEBカメラを購入したらよいか、選ぶポイントは「この後」で解説します。
サイドテーブル
ノートパソコンを設置する際に、テーブルがあると便利です。さらに高さ調整もできると、目線を下げなくて済むのでおすすめです。
具体的には、下記のようなサイドテーブルだと、とても便利です。
WEBカメラの選び方
各メーカー、いろいろ特徴があって分かりにくいですが、以下のポイントをおさえておけばOKです。
てっとり早く「おすすめ」を知りたい方は、下記の記事をご参照ください。
≫ 参考:オンラインヨガのレッスンにおすすめのWEBカメラ3選
HDまたはフルHD対応
ちょっと難しいですが、
- 720p(=ハイビジョン=HD)
- 1080p(=フルハイビジョン=フルHD)
という感じになっていて、お値段もフルHDの方がお高いです。
どちらか対応しているものを購入してください。
できれば三脚対応
WEBカメラは取り付ける方法が2種類あります。
- ノートパソコンに引っ掛ける「クリップタイプ」
- 三脚に取り付けられる「三脚タイプ」
ヨガのレッスンで使用するなら「三脚対応タイプ」がおすすめです。
仰向けのポーズなどが多いレッスンなら、三脚に取り付けて高さを出して上げることで生徒さんは見やすくなります。
マイク付
マイクやスピーカーが内蔵されているWEBカメラを使えば、ヘッドセットを装着しなくても声を届けることができるので便利です。
USB接続
WEBカメラの接続には、USBケーブルで繋ぐものと、ワイヤレスのものとがあります。
ただ、インターネット回線と同様に「繋がらない」というトラブルがないよう、USBケーブルで繋ぐタイプの方がいいかなと思います。
この辺りは個々のお好みで決めてください。
オンラインヨガを提供するまでの手順・やり方
必要な機材についての解説が終わりましたので、最後はオンラインレッスンを提供するまでのステップについて紹介します。
ステップは、大きく分けると5つ。
- 告知する
- 予約を受ける
- 決済する
- レッスンの受講方法を案内する
- レッスン
これらを一人ひとりと個別に行うのは大変です。
できればツールを使って「自動化」「簡略化」したいところ。
そこでおススメなのがMOSH(モッシュ)です。
MOSH(モッシュ)とは?
MOSH(モッシュ)を簡単に説明すると「無料で使えるオンライン販売サービス」。
「予約機能」や「決済機能」がついており、フリーランスが活動するのに必要な機能を網羅しています。
無料といっても全くの「ゼロ円」ではなく、レッスンを販売した時の決済手数料のみがかかります。
具体的には、決済手数料分が引かれて振り込まれる仕組み。
なので、開設費用や月額固定費なしで運用できます。
自分専用のオンライン販売ページが無料でつくれるのは、本当にすごいかも。
アカウント登録も簡単。もちろん無料なので、まずは試しに登録しても問題ないと思います。
MOSH(モッシュ)について、もっと知りたい方は、以下の記事でまとめてます。
≫ 参考:MOSH(モッシュ)とは?【フリーヨガインストラクター必見です】
まとめ
本記事ではオンラインヨガレッスンの始め方について解説しました。
改めてまとめると、準備すべき機材は以下のとおり。
ポイント
- ノートパソコン(タブレット)
- インターネット環境(光回線)
- イヤホン
- zoom
- WEBカメラ
また、オンラインヨガの告知ステップは以下の5つ。
- 告知する
- 予約を受ける
- 決済する
- レッスンの受講方法を案内する
- レッスン
上記を簡単にしてくれるサービスとして、MOSH(モッシュ)を使うと便利です。
本日は以上です。
この記事をきっかけに、オンラインヨガに挑戦するヨガインストラクターが増えたらうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。