ヨガインストラクターに憧れるけど、稼げないって情報もあるみたい…。
現在、ヨガインストラクターとして働いているけど、思ったより収入が少ないな。これって私だけ? 今後、稼げるようになるのかな? 将来が不安です。
本日はこんなお悩みにお答えします。
本記事で分かることは以下のとおり
・ヨガインストラクターが稼げない"3つ"の理由
・稼げないヨガインストラクターからの脱出方法
✔本記事を書いた人
ucozi(@ucozi_ikeda)
この記事を書いている私は、ヨガスクールで宣伝部長として働いています。
仕事を通じて得た情報をもとに、信頼性の高い記事をお届けしています。
今回のテーマは「ヨガインストラクターは稼げないのか?」です。
答えは、
半分正解で、半分間違い。
事実として、稼げていないヨガインストラクターは、たくさんいます。
その一方で、稼いでいるヨガインストラクターもまた、たくさん存在します。
これが現実。
日本人にはどうしても「お金の話」=「下品」というイメージがありますが、お金のことを考えずに仕事や将来のことは考えられません。
なので、本記事では「ヨガインストラクター」と「お金」について、しっかり向き合ってみたいと思います。
興味ある方は、ぜひ最後までお付き合いください。
なぜ多くのヨガインストラクターが稼げないのか?【原因は大きく2つ】
多くのヨガインストラクターが稼げない原因は、大きく2つです。
- 雇用形態の問題
- 保有スキルの問題
それぞれ解説していきます。
①【雇用形態の問題】正社員のヨガインストラクターは稼げない
「正社員のヨガインストラクター」は、大きく稼ぐことはできません。
世の中の多くのヨガインストラクターは「正社員」として働いていますので、
大半のヨガインストラクターは稼げない
ということになります。
正社員のヨガインストラクターが稼げない3つの理由
正社員のヨガインストラクターが稼げない背景には、日本企業の給料事情や給料が上がりづらい構造があります。
理由は主に3つ。
- 会社は利益を貯蓄に回すから
- 物価が上昇しているから
- 日本は基本給が安いから
会社は利益を貯蓄に回すから
売上は伸びているのに給料が上がらないのは、会社が利益を貯蓄(内部留保)しているから。
会社は万一の備えや将来の投資のために、利益を内部留保します。
国内企業の内部留保は年々増加傾向にありますので、社員に還元する現金が残らず、給料が増えにくい状況が続いています。
物価が上昇しているから
日本の物価は年々上昇傾向にあります。
例えば、商品の小売価格の変動を示す「消費者物価指数」は、2015年以降徐々に上がっており、テレビなどでもたびたび商品の値上げに関するニュースを見ることがあると思います。
そのため、多少給料が上がったとて、物価も同時に上がっているのであまり給料が上がった実感がもてないケースもあります。
日本は基本給が安いから
日本は基本給が安いです。
会社は経営状況に応じて自由に社員を解雇することができません。
そのため、基本給をあらかじめ低く設定することで、万一の場合でも社員を雇用し続けられるよう調整しています。
以上のことから、正社員のヨガインストラクターは基本給が安く、昇給額が低いため、稼げないという構造になっています。
②【保有スキルの問題】ヨガインストラクターのスキルだけでは稼げない
ヨガのインストラクションができるというだけでは、給料が上がりにくいです。
なぜなら、退職者がでてもすぐに代わりが見つかりやすいからです。
そのため、給与を上げるにはヨガ以外の知識を蓄える必要があります。
専門知識やスキルを必要とする仕事を身に着けていれば、代わりは簡単には見つからないので会社は退職させないよう評価を上げ、給料も上がりやすくなります。
稼げないヨガインストラクターを脱出する方法
稼げないヨガインストラクターを脱出するには、以下の2つの方法があります。
- フリーランスとして稼ぐ
- 副業で稼ぐ
正社員で稼ぐことが難しいのなら、正社員以外の収入を増やせばいいのです。
フリーランスとして稼ぐ
- 誰よりも成果を出しているのに、ぜんぜん認めてもらえない
- 誰かの指示で働くことに嫌気が差した
こんな人は、思い切って独立し、フリーランスとして活動する方法もあります。
フリーランスになると利益が収入に直結するので、自分の働き次第では大幅な収入アップが期待できます。
ただし、現在よりも収入が増えるかどうかは実力次第。
会社員で働いていた時よりも収入が下がってしまうことも。
そのため、独立には慎重な判断と周到な用意が必要です。
副業で稼ぐ
会社で給料を上げるのが難しいなら、副業で収入を増やす方法もあります。
正直、会社員の昇給額はそれほど大きくないので、副業で稼いだ方が効率的です。
個人的におすすめの副業は「Webライター」です。
ヨガインストラクターとして「資格」を持っているなら、それが武器になります。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
中小企業の平均昇給額は「1.45%」
中小企業の昇給率は、一般的に「1.45%」程度が相場であるとされています。
例えば25万円の給与をもらっている人の場合、1.45%の昇給額は3,500円前後。
月間3,500円なら、副業の方が稼げそうだと思いませんか?
※参考文献:リクナビネクストジャーナル「【これって多いの?少ないの?】気になる昇給の平均額について調べてみた」
会社で副業が禁止されている場合は、副業できない?
法律では、労働時間以外の時間をどのように利用するかは、労働者の自由とされています。
なので、会社の就業規則で副業が禁止されていたとしても、絶対できないということではありません。
会社が副業を禁止している場合、気にしなければいけないポイントは以下の4つ。
- 本業に支障がでないか?
- 副業が原因で、会社の信用を落とさないか
- 同業他社で副業してないか
- 情報漏洩など、会社に不利益が生じないか
以上が守られている場合は、一概に副業を禁止できません。
なので、一度、会社に相談してみましょう。
間違っても会社に内緒で副業してはいけません。
ヨガインストラクターを副業にするのもあり
ヨガインストラクター以外に活かせる経験があるのなら、ヨガインストラクターを副業にする手もアリです。
ヨガインストラクターは業務委託での契約が多いため、副業としても活動しやすいです。
また、最近では個人でもオンラインでヨガを提供できるプラットフォーム(サービス)がたくさん出てきたので、集客できるならどこかに属する必要もありません。
副業ヨガインストラクターについては下記の記事で解説しています。
まとめ Q&A
いかがでしたでしょうか?
本日は「ヨガインストラクターが稼げない理由」について解説してきました。
改めて本記事をまとめると以下のとおり。
Q.ヨガインストラクターが稼げない人が多い理由は?
正社員のヨガインストラクターは、そもそも大きく稼ぎづらい。
理由は以下の3つ。
ポイント
- 会社は利益を貯蓄に回すから
- 物価が上昇しているから
- 日本は基本給が安いから
ヨガインストラクターとして稼ぐなら、正社員以外の収入を増やす努力をするのがおすすめです。
Q.ヨガインストラクターとして稼ぐ方法は?
正社員以外の収入を増やすために
ポイント
- フリーランス(独立)して稼ぐ
- 副業して稼ぐ
のどちらかで稼ぐ必要があります。
フリーランスになると利益が収入に直結するので、自分の働き次第では大幅な収入アップが期待でる反面、収入が増えるかどうかは実力次第。
副業で稼ぐならWebライターか、ヨガインストラクターそのものを副業にするのもアリです。
ともかく、収入面の不安でヨガインストラクターをつづけられそうにないなら、副業にチャレンジすればよいだけのこと。
副業は「収入アップ」はもちろんですが、他にも様々な経験値を与えてくれるものなので、ぜひ一度検討してみてください。
本日はこのあたりで。
本記事が皆さまのヨガインストラクターとしての活動の支えになれば幸いです。
本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
こちらもチェック!