
ヨガインストラクターという職業に興味があります。
実際のところ、どうなんでしょうか? お仕事のやりがいはありますか? 教えてもらえると助かります。
あと、どんな人がヨガインストラクターに向いているかも知りたいな。
本日はこんなお悩みにお答えします。
本記事で分かることはこんなこと。
- ヨガインストラクターのやりがいについて分かる
- ヨガインストラクターに向いてる人の特徴が分かる
- ヨガインストラクターになるための資格について分かる
✔本記事を書いた人
ucozi(@ucozi_ikeda)
この記事を書いている私は、ヨガスクールで宣伝部長として働いています。
仕事を通じて得た情報をもとに、信頼性の高い記事をお届けしています。
本記事ではヨガインストラクターという職業のやりがいについて解説します。
私は現在もヨガスクールで働いているので、内容にはわりと信憑性があると思います。
ヨガインストラクターというお仕事に興味があるかた、これからヨガインストラクターを目指してみたいという方にはもちろん、すでにヨガインストラクターとして活動されている方々のモチベーションになれば幸いです。
ヨガインストラクターのやりがいと魅力
ヨガインストラクターのやりがいはたくさんあります。
でも、あえて絞り込むなら以下の5つかなと。
ヨガインストラクターのやりがい
- ヨガの楽しさを伝えられる
- 人のために働ける
- ヨガを生活の中で実践できる
- 若々しさを保てる
- たくさんの人と出会える
順番に解説します。
【やりがい①】ヨガが好きな人に囲まれて働くことができる
ヨガインストラクターをしている方の中には、「ヨガに出会って救われた」「人生が変わった」という人が多いです。
なので、ヨガインストラクターとして働くことは、自分の周りが「心底ヨガが好き」という人たちであふれることになります。
コスモポリタンイギリス版によると、同僚との付き合いはキャリアにおいて極めて重要な要素と解説しています。
あなたが同僚と心を通じ合わせ、ポジティブな関係を築くことができない場合、あなたのキャリアに悪影響が及びます。同僚と付き合い、彼らをもっと知ることによって、より良いコミュニケーションを取り、信頼関係を築き、協力し合うことができるのです。

【やりがい②】人のために働ける
ヨガインストラクターの仕事は、直接的に目の前の人を笑顔にできる仕事です。
「気分がラクになった」「ストレスから解放された」「ぐっすり眠れるようになった」など、生徒さんから喜びの声をいただけるのは、ヨガインストラクターにとって大きなやりがい。

2007年にシカゴ大学で行った約5万人を対象にした調査によると、研究を手がけたトム・W・スミス氏は以下のようにコメントしています。
満足度が高い仕事とは、他人を気づかい、他人に新たな知見を伝え、他人の人生を守る要素を持っている
【やりがい③】ヨガを生活の中で実践しやすい
「ヨガはマットの上でポーズをとるも」という認識の人は多いですが、それはヨガのひとつにすぎません。
これはヨガインストラクターな誰もが知っていること。
「ヨガマットの上(on the mat)で培った体験や学びを、マットから降りた(off the mat)日常の中でも活かしていく」というのがヨガ目指すところ。
ヨガインストラクターは「Off the mat」を実践するのにとても適しています。
【やりがい④】若々しさを保てる
ヨガをしていると、若々しさを保てます。
ヨガには科学的にもさまざまな効果が認められていますので、ヨガを仕事にするということはそれだけヨガの効果を享受できるということになります。
例えば、ヨガを行うことで普段の生活では全く使わない筋肉や関節を可動域いっぱいに動かすことで「体幹」が鍛えられます。
その結果、骨盤や背骨といった身体の歪みが矯正され、姿勢がよくなります。

ヨガインストラクターが若々しく見える理由いついては、以下の記事でも詳しく解説しています。
【やりがい⑤】たくさんの人と出会える
ヨガインストラクターは、実にたくさんの方と出会うことができます。
年齢層もバラバラ、個性も豊か、こういう職業はなかなかないのではないでしょうか。
また、あなたが価値の高いレッスン提供し続けることができたなら、自然とたくさんの生徒さんが集まってくれます。
日々の積み重ねが人気の本質なので、日ごろの勉強や練習の成果が認められたといっても過言ではありません。
生徒さんに求められていることが実感できれば、さらにモチベーションも高まります。
ヨガインストラクターに向いてる人って、どんな人?
「ヨガインストラクターというお仕事に興味がわいたぞ!」という人のために、ヨガインストラクターに向いてる人の特徴を9つ紹介します。
5つ以上当てはまっていたら、あなたはヨガインストラクターに向いています。
- 【特徴①】ヨガが好き
- 【特徴②】毎日ヨガができる人
- 【特徴③】ヨガ哲学などにも興味が持てる人
- 【特徴④】学び続けることができる人
- 【特徴⑤】生徒に寄り添える人
- 【特徴⑥】教えることに興味が持てる人
- 【特徴⑦】体力に自信がある人
- 【特徴⑧】ねばり強い人
- 【特徴⑨】解剖学に興味が持てる
詳しくは以下の記事で解説しています。
ヨガインストラクターになるなら「資格」は必要?
ヨガインストラクターになるには、法律的には特別なルールなどありません。
なので、その気になれば「ヨガインストラクター」を名乗ることはできます。
でも、現実的に無資格ではヨガインストラクターとして活動するのは難しいです。
理由は2つ。
- 信用がないから
- 専門知識がないと危険だから
これから資格を取るなら「RYT200」の一択
ヨガインストラクターとしてヨガスタジオなどで働こうと思ったら、資格がないと書類で落とされることがほとんどです。
超有名講師を除いては、今の日本において無資格でヨガインストラクター活動している人はわずかです。
そして、そのほとんどのヨガインストラクターが「全米ヨガアライアンス協会」というアメリカの団体が管理している「RYT200」という資格を保有しています。
もちろん別の団体の資格を持っている方もいますが、日本において「RYT200」は最もメジャーな資格になっており、RYT200を持ってないとヨガインストラクターとしてのスタートラインにも立ってないみたいな風潮があります。
なので、これからヨガインストラクターを目指すなら「RYT200」を取得することをおすすめします。
おすすめヨガスクール3選
私の独断と偏見ですが、RYT200を取得するなら以下の3スクールがおすすめです。
理由は認定校としての活動期間も長く、卒業生数も多い実績のあるスクールだから。
ちなみに、3つの中に私が働いているスクールも含まれます。
「RYT200」認定スクールを選ぶ際は慎重に
「RYT200」を取得するには、全米ヨガアライアンス協会から認められた「認定校」で学ぶ必要があります。
認定校は2020年11月時点で、日本に186校あります(Yogini(ヨギーニ) Vol.79 2021年1月号)。
どのスクールで学んでも同じかといえば、実はそうでもありません。
スクールによって学ぶ内容にかなりの差があります。
そのため、どのスクールで学ぶかによってヨガインストラクターの質も大きく変わってきますが、この事実はあまり知られていません。
同じ「RYT200」でも、スクールによって価格もぜんぜん違いますので、決める際はしっかり情報収集することをおすすめします。
まとめ Q&A
いかがでしたでしょうか?
本日は「ヨガインストラクターの仕事のやりがい」について解説してきました。
内容を改めてまとめると以下のとおり。
Q.ヨガインストラクターのやりがいとは何ですか?
ヨガインストラクターのやりがいは好きなことを仕事にでき、価値観の合う仲間に囲まれながら、人の役に立てるとこです。
また、日々ヨガを行うことで、日常の中でヨガ実践する「off the mat」に向き合える点も魅力のひとつです。
Q.ヨガインストラクターになるのに「資格」は必要ですか?
資格がなくてもヨガインストラクターとして活躍できるのは、今活躍している人たちだけ。
これからヨガインストラクターを目指すなら資格は必須です。
Q.ヨガ資格なら、何でも問題ないですか?
日本で最もメジャーな資格は、全米ヨガアライアンス協会が発行している「RYT200」。
これからヨガ資格を取得するなら、「RYT200」一択で考えた方がよいでしょう。
また、同じ「RYT200」でも、スクールによって学ぶ内容はかなり違ってきますので、ぜひご自身でしっかり調べたうえで決めるようにしてください。
本日はこのあたりで。
本記事が皆さまのヨガインストラクターとしての活動の支えになれば幸いです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。